心をザワつかせる人々

なんだか無性に心をざわつかせる人
っていませんか?

周囲も同じ人に対して、同じような反応を
掻き立てられているときもあれば、

自分だけが妙に反応していて、
他の人はそうでもない、
というケースもあります。

大多数の人が自分と同じように反応していると、
その人に側に問題があるんだ、
って思ってスルーしがちですけれど、

反応しているってことは、
自分の中に反応する要素が必ずあるわけなので、
相手にだけ問題があるってことは
ないですよね。

みなさんよくご存じの、
鏡の法則ってやつです。

つまり、周囲も一緒に反応している場合は、
周囲の人も自分と同じような要素について
反応してしまうものを持っている、ということ。

類は友を呼ぶってことで、
きっと同じような要素を持った人たちが
集まっているグループなんでしょう。

職場でも友人関係でも多かれ少なかれ、
そういうの在りますよね。

心がざわつくって、気づきのチャンスです。

なにあれ?
有り得な~い!
それはないよね~。。。

自分の常識からはかけ離れた言動をされたり、
あるいは自分の苦手な状況の中で
気が遠くなりながら、逃げ出したい気持ちに
駆られたり。

まぁ、気持ちのいいものではありませんが、
願わくば、チャンスはえり好みしないで
しっかりものにしていきましょうね。(^^)

ざわざわする気持ちを体で受け止めながら、
一体自分は何に反応しているのか、
よ~く見てみるのです。

たとえば、
有能ではなく、もたもた仕事をしている人とか、
とんでもなく場違いな発言を平気でしている人とか、
ものすごく自分勝手で横柄な人とか、
ルールを守らない人とか、
無責任な人、
責任転嫁してくる人、
自慢ばかりする人、
色んな意味で、イタイ人、
などなど。。。

自分はあれほどひどくはないし、
絶対にあんなことしない!
と思う人ほど、

よ~~~~く掘り下げていくと、
絶対にあるんですよ。
相手と同じものが。

表面的な部分じゃないですよ。
相手がそういう言動をしてしまう根っこ
にあるものが、同じなんです。

突き詰めてみていくと、
孤独への恐れだったり、自分の気持ちを
受け止めきれずに圧倒されて固まっている
インナーチャイルドだったり、
愛されない、受け入れてもらえない悲しみだったり、
どうしようもない無力感、無価値感、絶望
なんかが心の底に横たわっていたりするのです。

その人が受け止められていないように、
自分自身もそれに触れられず、受け止められて
いないわけです。

そして、どんな風に逃げているかが、
実はそっくりそのまま、
自分の逃げ方に重なります。

その人が表しているようにはやってないかも
しれないけれど、別のところで必ず
やってるんですね。

これは、本当にニュートラルに見られないと
気づけないのですが、

自分の中のあらゆる可能性に対して
開いてみれば、必ずハッと気づくはずです。

セッションなどで、こういうところを見るように
誘導したとき、ちゃんと見られているかどうかを
私が観察していると、

見られていない人は、どこか感覚を閉ざして
眺めている感じが意識から伝わってきます。

例えて言うなら、鼻をつまんで
臭いをかいでいるような感じでしょうか。

見えている人にはそういうところは
ありません。

そういうところもあるかもしれないよね、
って言う可能性を、否定していないわけです。

有り得ない!と最初から決め込んでいる人には、
気づきはやって来ないんです。

見たくないものは見ないので見えないのです。

私たちのエゴは、
こういうことを本当によくやるので、

そう言うときのエゴの癖を知って
その人の見ているもの、感じているものが
本当に真実なのかどうかをチェックしながら
進めていかないと、

まんまとエゴにやり過ごされてしまいます。

まぁそれを知るための質問の仕方もありますし、
私の場合は、その人全体のエネルギーの
感触から読み取っている部分も大きいです。

真実を隠しているとき、
存在の響きは鈍く濁ります。

嘘をついているときの声の響きと
真実を言っているときの響きの違いを
思い浮かべてみれば何となく
伝わるのではないかと思います。

なんだかすっきりしないな~、
曇って見えるって言う印象の時もあれば、

明らかにエネルギー的なしこりが
読み取れるときもあります。

こちら側からはそうしたサインが
わんさか見て取れるのですが、
本人の自覚は全くなかったりすることも
少なくありません。

ものすごくその人が、
自身のその要素を否定・拒絶して
抑圧しているってことですね。

だから、その要素を他者に投影して見て
相手を責めたり排除しようとしてしまう。

その人が拒絶しているのは、相手ではなく
自分自身の一部なのです。

有能でなければならない、
美しくなければならない、
愛されなければならない、
必要とされなければならない、
などなどの思いが強ければ強いほど、

それとは反対の自分を拒絶しています。
そして、その姿を外側に見るのです。

有能でない、美しくもない、
愛されてもいない、必要とされてもいない自分を、
いかに許し、愛していくか。

そのチャレンジが、あなたを美しく成長させます。

あなたの歩みに、魂が震えるような
感動がありますように。

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