魔が差しこまない心の在り様

ふとした瞬間に、
良からぬ思いがよぎる、
ということがあります。

それを、魔が差すと言いますが、
悪いこととわかっているのに、
いつもだったらやらないし、
正しい行動をとるのに、

その瞬間は何故か、
良からぬ世界への心の扉が開いて、
ものすごく無防備に良からぬことを
してしまうんですね。

この感覚。。。

罠にかかる直前の獲物は
こんな意識だろうかと思うような
無防備さを感じます。

どこか警戒心や自制心に
ブラインドがかかっていて、
罠の方に自ら飛び込んでいく
ように導くいくつかの伏線によって、

本人は引き込まれている
という意識もないままに、
罠にかかってしまうのです。

よりによって、、、と思うような、
まさに完璧なタイミングで
やられた!という結果にはまるのですが、

これはたまたま運が悪かった
だけのことなのでしょうか?

私の見解を述べるとすれば、
たまたま、ではなく、
必然です。

魔が差したその瞬間だけを
切り取ってみれば、たまたまと
見えなくもないですが、

そこに至るまでのいくつもの伏線を
見てみれば、心の隙を的確に突かれて
その方向に着実に引っ張られている
ことがわかります。

つまり、その心の隙がそのまま
開き続けていれば、また同じような
誘惑にふらふらっと自覚なく
引っ張られてしまうのは、必然なのです。

そうならないためには、
「魔が差しこまない心の在り様」に
なっていなければなりません。

魔が差すに至った心の隙とは
何だったのか。よくよく
振り返ってみましょう。

損をしたくなかった、
失うことが嫌だった、
見栄を張りたかった、
もっと持ちたかった、
少しでも得をしたかった、
気に入ってもらいたかった、
称賛されたかった、
などなど。。。

~したくなかった、というものには
もしそうだったとしたら?

~したかった、というものには
もしそうではなかったとしたら?
と問いかけてみましょう。

その状況の時、どんな気持ちになるか。
その感情がカギなのです。

たとえば、損をしたくなかった
のだとしたら、

損をしてしまったときに、
どんな気持ちになるか?
を捉えれば良いのです。

何とも言えない、
とても嫌な気持ちになるでしょう。

それが嫌だから、日ごろから
損をしないよう、気を使いながら
自身の行動を組み立てている
と思います。

けれど、その嫌な気持ちは
そのように避けていても、
統合されるまでは在り続け、
自身の存在を主張し、

何かの拍子に浮上しては、
まだここにいるぞ!と
否応なく思い出させて来るのです。

この気持ちを避けようとする意識が、
心の隙になるわけですね。

この心の隙をふさぐには、
頭で意識をするだけでは足りません。

この感情をしっかり受け止め、
統合することが必要です。

そうすることによって、
得をしようとして魔が差すようなことが
なくなっていきます。

魔が差して失敗してしまったら、
それを糧に、転んでもただでは起きず、
心の隙をしっかりふさぐ機会にしましょう。

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