深くものごとを見ること

同じものごとを見ても、
ある人はごく表面の上っ面しか見えず、
通り過ぎていくだけの一方、

ある人は、見えていることから
さらにその奥の奥まで深く見抜き、
そのことをじっくり味わい、
自分なりに受け止め、何かしら
人生の糧にしていきます。

前者のような人は、
何を見せても見るべきものが見えず、
何を与えてもその価値を知らず、
短絡的な刺激物を求めてそれに
酔い痴れることに人生を費やします。

そうして刺激を消費し続けた人生は、
豊かになったのでしょうか。

どれだけ刺激的な体験で
人生の時間を埋め尽くしても、
それらを受動的に受け取っている
だけでは、人間は深くはなりません。

それらを自分なりに受け止め、
消化・昇華して糧にしなければ、
単なる体験の寄せ集め以上のもの
にはならないんですね。

それらからあなたは何を感じ、
どう受け止め、何を考えたのか。

体験の寄せ集めがあなたなのでは
ないのです。

体験を自分なりに昇華させていくには、
自分軸が必要です。

それが自分にとってどうなのか、
ということを吟味していく軸ですね。

有名なインフルエンサーが評価したから
良いとか価値があるとかではなく、
権威ある人がそういったから
それが絶対に「自分の人生にとって」
正しいのでもありません。

けれど、安易に他者の評価を
自分に無条件に取り込んで
それが自分の基準なのだと信じている人、
少なくありません。

そういうことをし続けていくと、
自分でそれについて深く知ろうとは
しなくなっていくし、そのことの意味も
考えなくなっていきます。

お手軽簡単に他者の出来上がった
既成の基準をインスタントに拝借する
だけで、それが自分に本当に合うのか、
正しいことなのか、検証もしないで
丸呑みしてしまうんですね。

これは完全に他人軸です。

必然的に深く見てじっくり考える力が
鍛えられないどころか、どんどん衰えて
いくでしょう。

影響力のある人の提示する基準は
多くの人に影響を与え、そういう価値観の
人を量産するので、それに染まることで
自分も世の中のスタンダードでいられる
という安心感も、もたらします。

特に日本人は周りの人と違うということを
結構気にする人、多いですからね。

こうしてものごとの消化力、思考力、
洞察力を失った人は、立派に
上っ面しか見られない人に
育っていくわけです。

けれど、ちゃんと自分自身とつながって
自分の中の違和感や直感を疎かにせず
応答する人は、

見えている景色から、
さらに奥深い世界に導かれていきます。

それには、根気強さや逃げない勇気、
疎かにせず誠実に応えていく真心、
孤独を友とし昇華させていく力
などが必要かもしれません。

そういう一つ一つの要素を
自分の中のとても繊細な感覚を頼りに
練り、磨き上げて行った先に、

人よりもはるかに奥深い世界を
見通す目を獲得していくのです。

それはインスタントに
どこかからかお手軽にインストール
したものではなく、

無数のプロセスの中で
有機的に自分自身の感性を土台に
結びついて成立したものであるが故に
一朝一夕で壊れていくようなもの
ではありません。

唯一無二の、確かな自分の人生を
生きている喜びと誇りとなるでしょう。

さて、あなたは上っ面しか見えない
他人軸で生きている人でしょうか。

不器用でも、自分軸で丁寧に
唯一無二の自分の人生を生きている人
でしょうか。

よくよく自分を疎かにせず、
日々を紡いでいかれますように。

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