生きることの苦しみ

よく、色々なことについて「まだダメだなぁ」と思うことがあるのですが、今の現実に「まだ」満足できないというこの感覚、誰しもが多かれ少なかれ持っているものではないかと思います。

「まだ」ということは、「今はダメだけれど『いつか』思ったようになるはずだ」という暗黙のニュアンスを含んでいて、自分を未来に駆り立てる原動力にもなっているような気がします。

ということは、「まだ」と思っているとき、人はなかなか「今この瞬間」には居られないのですね。

いつか未来にそうなるはずだけれど、「今はまだそうじゃない現実」に居るとき、私たちはとても落ち着かず、居心地の悪い感覚を味わいます。そして一刻も早く「そうじゃない現実」から脱出したくて、ありとあらゆることをしてもがきます。

けれど、そうするほどに理想とは違う現実を創造し続けていることに、私たちはなかなか気づきません。とにかく今ここから早く脱出しなくちゃ!と先を急ぐばかりで、その行動を軌道修正するのは容易ではないようです。

私自身にもこの行動パターンがあるなぁと思うのですが、「拒絶したものは受容されるまで繰り返し差し戻されるという」負の引き寄せが働いていることをついつい忘れて、回転する車を延々と回し続けるハムスターのようなことをしてしまっています。

無意識に繰り返してしまっている行動パターンを軌道修正するときは、行動を起こす瞬間に浮上している居心地の悪い感情のエネルギーを注意深く捉えるところが第一ステップになります。

大抵はこの質問でそれが浮上するでしょう。

「思い描いている未来が永遠にやって来なくて、今この現実がずっと続くとしたら?」と。

途端に閉塞感や絶望感、無力感等が浮上してくる方もあるかもしれません。これが「核心の感情」になるので、ここに呼吸でしっかりと命のエネルギーを送ってあげます。

私たちはこうした痛みの感情をどうにかして避けようと様々なことをするわけですが、どんなに避けようとしても、それは既に私たちの中に存在しています。存在しているのに、自分はまだそうなっていないと思い込んで必死でそこから逃れようとしているのです。

ワークでは、「それは既に自分の中に在る」という現実を受け止めていくことで、癒しのプロセスを促進させていきます。

事実を認めないということは、明らかにこのプロセスを止めてしまう要因になります。だから、認めることはある部分でとても勇気の要ることではありますが、厚い封印で閉ざされた心の奥の痛みをきれいに癒したいのであれば、とても大切なことです。

もしこれができれば、あなたはすでに「勇気ある自分」になっているわけで、「逃げ続けてきた自分」とは全く違う自分に変容していることになります。

小さな決断、行為と思うかもしれませんが、実はとても大きな変容だろうと私は思います。

「今この瞬間、私はこの世界で生きていることに苦しんでいないだろうか?」と改めて自身に問うています。というのは、生きることに苦しんでいる人をとても多く見せられるからです。

彼らはしばしば、生きることがあまりに辛すぎて、人生を諦めていたり、早くこんな人生が終わればいいと思っています。

彼らを見せられるたびに、自身の中に浮上するものを瞬間瞬間、受け止めています。「お前の中にも、同じ苦しみがまだあるのだぞ」と言われているようです。

私の人生で一番ひどかった時期に比べれば、本当に今は天国のようなものですが、心の奥のある部分で、絶望から人生に背を向けている自分のカケラがいるようです。

今そこに「気づいているよ」と声をかけながら、命を送っていきます。ハートの奥に、深い悲しみがありました。これが生まれたとき、こんなにも悲しいのに、悲しむことを許されなかったようです。だから、今まで身体の中に残ってしまったのですね。

受け止めていくと、心臓の周辺のフィールドのしこりがバキバキいいながらほどけていきます。いつも肩甲骨の左内側部分が凝っていて、整体に通ってもなかなかほぐれなかったのですが、そこが弛んでいくのが分かりました。

しばらくすると、左半身のエネルギーが随分と軽くなり、左鼻も特に詰まっていたわけではないのですが、さらにすっきりす~っと通ってきました。

そこで、もう一度ハートの奥の悲しみに意識を向けて確認してみたところ、まだショックや心細さの感覚が残っていたので、再度これらも受け止めていきます。

すると、前日にワークして残っていた左ひざの違和感がさらに薄くなっていました。色々とつながっているようです。

最後に出てきたのは、しきたりの中で自分の気持ちを押し殺していた人生のビジョンでしたが、その人生では、「自分の気持ちは我儘である」としてずっと切り捨ててきたのですね。

今、それを「自分の気持ちは、注目を傾けるべき魂からの大切なメッセージである」と設定し直しました。そうすると、最後まで胸の辺りで引っかかっていたエネルギーが頭頂まで抜けていきました。今まで無かった感覚です。

改めて、全身の感覚をチェックしてみると、視界が明るくなり、いつも重たかった体の一部がすっきりと軽くなっています。まだ動くエネルギーはありそうですが、取り敢えずはいい感じです。

「この現実を生きる辛さ」というテーマから入ったので、これも確認すると、薄皮が一枚、二枚分くらいは剥がれた感じでしょうか。このまま、少し様子を見ることにします。

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