ここのところ、ワークにがっつり取り組んで
下さっている方から、人間関係がすご～く
楽になりました！というご報告をいただいて
私もとっても嬉しく思っているのですが、
人を変えようとしても虚しく空回りするだけ
だけれど、自分の内側が変われば、
必ず外側の現象も変わるんですよね。
それはもう法則ですから、
鏡に映しているものの本体が変われば、
鏡の象が変わらないはずがないんです。
変わらないのであれば、まだ本体の方が
変わっていないというだけのこと。
これはもうシンプルすぎるほど
シンプルです。
私自身、母との濃密な学びがありましたが、
私が自分を信用できなかったときは、
母も私を信用していなかったと思います。
そして、私が自分をどうにかして知ろう、
もっと自分を大切にしようと努力を
し始めてから、
母が私に接するときの態度がどんどん
変わっていったような気がします。
まず、威圧的に自分の考えを押し付けてくる
ことがなくなったり、私の領域を尊重して
くれるようになったり、
あとはすごくびっくりしたのが、
ちょっとした心遣いを色々な機会に
してくれるようになったこと。
以前からもあったことはあったのですが、
以前はそれが私のニーズとはズレていて
素直に受け取れなかったりしたんですね。
それが、今はほとんどない。
母ほど私の人生に濃密にかかわり、
逃れようもない深い学びをくれる存在は
今のところ、他にはいません。
この関係性が今、人生の中で一番
良好になっていることは、間違いなく
今感じている幸せ感につながっていると
思います。
あなたが今、一番苦しくて逃げている
関係性は何でしょう？
そこにしっかり向き合えると、
苦しかった関係性も、心からの愛と感謝と
変わります。
今、どんなに荒れていて希望が見えなくても、
そこから自分が何に気づけばいいのか、
しっかりと見て方向転換ができれば、
きついメッセージは要らなくなります。
用が済めばメッセージは完了になるので、
そこまでしっかり詰めていけば、
嘘みたいに現実は変わっていくんですね。
相手を責めて自分ばかりが被害者だと
思っているうちは、そこに何の気付きも
ないでしょう。
中には、どこかで自分の非を認めていない
ことに気づいている人もいるでしょう。
そこから逃げている限りは、
苦しみは続きます。
自分の非を認めないで自分に都合の良いこと
ばかり言う人って、どうですか？
やっぱり鼻持ちならないですよね。
自分がそういう態度をとっている
ということは、あなたの現実にも
そういう人を引き寄せる可能性がある
ということでもあります。
あなたがそんな態度をとっているから
私はこんなに苦しいんじゃないの！
っていう理屈は、鏡の法則を通して見れば
ありえません。
だって、その相手というのは
「鏡に映ったあなた自身」なんですから。
そこに気づければ、あとは
鏡の像を責めて争い続けるなんて
虚しいことに時間を費やすのを
「いつやめられるか」という選択だけですね。
鏡に映った見苦しい相手の逃げっぷりを
しっかり見つめながら、「なんて往生際の悪い」
「かっこ悪いことをしているんだろう」
「さっさと自分の非を認めなさいよ！」
と思ったら、「あなたが」そうすべきなんです。
ほとんどの場合、逃げているものを受け止める
だけの力がその人にない、なんてことは
ありません。
鏡の像を見ていても、多分あなたは
「できるのにやろうとしていない」と
相手が見えるだろうと思います。
たまに、受け止められないだろう
と見えるケースもありますが、
それでも少しずつやればなんとか
受け止めていけそうな道は見えるはずです。
ということは、あなたにも、
逃げずに受け止めるだけの力は備わっている
ということなんです。
ただ、そのことに気づいていないか、
信じていないだけなんでしょう。
そう考えると、目の前の
「できるのにやろうとしない人」は、
あなたの可能性を示して見せてくれている
有り難い存在だとも言えます。
さぁ、あなたはこれで、自分の力を
信じてそれを奮い立たせていこうと
思うでしょうか？
これができたら、あなたの人生は
間違いなく大きく転換していきます。
なんでこの程度のことが
できなかったんだろう？
もっと早くやればよかった！
とさえ思うでしょう。
この人生の時間は無限ではありません。
時間を有効に使いましょう。
20代でこのことに気づいて転換するのと、
40代、50代、60代で気づくのとでは
人生における意味合いが随分違います。
もちろん、そのタイミングは、
その人にとって最高最善なのでしょう
けれどね。
この1年を思ってみても、6月までにとか
夏までにできるのと、来年に持ち越して
いくのとでは、また違ってくるでしょう。
時間を有効に使ってください。
あなたの人生が、より充実して
喜びに輝いていくことを願っています。