先日、ご先祖様の特別講座をやったときに、
ある意味美徳でもあるのだけれど、
一方で自分自身をのびのびと表現することへの
制限にもなっている思いが代々、入っている
方がありました。
自分を押し殺して役割を引き受けるとか、
ひたすら忍耐を強いて、その場の和を
維持するとか。
そういうことを長年続けてくると、
もはや自分が本当は何を望んでいたのかを
知ることは困難になるくらい、
ガチガチに「～しなければならない」
と言う想念がまるで自身のアイデンティティ
のようになってしまうんですね。
時代背景もあるし、その時代の集合意識的に、
それはそういうもの、として異を唱える
暇もなく受け入れざるを得なかったのでしょう。
そういう想念にも取り組み、
解放していったのですが、
そんな参加者の方を見て
我が身を振り返ってみると、
無意識に「～でなければならない」と思い込んで
そのようにしていることが結構ありました。
頭では気づくのだけれど、
でもそうではない選択をすることに対して、
まだ心の奥でしっかり抵抗感もありました。
そこでその感覚がどこから来るのか、
じ～っと辿っていくと、母の顔が浮かびました。
母の今現在の在り方を見ても、
「これをやらなくちゃいけないから
仕方がない」と色々諦めていることが
山のように見えます。
そういう母の姿を見るのは私もとても
苦しいのですが、もっと違う可能性にも
目を向けてほしいんですよね。
そう思ってビジョンの中の母を見ると、
その状態にもいい加減辟易しているようで、
案外何かきっかけがあれば、ころっと
変わりそうな気もしました。
というわけで、ワークをしてみました。
母の意識の中に入って見ると、
ものすごくたくさんの、自分のやりたいことを
押し込める言い訳と納得させる理由の言葉で、
息が詰まりそうでした。
耐え難い閉塞感を感じるのと同時に、
誓いか約束、あるいは契約のようなものの
エネルギーが感じられました。
あぁやっぱりな～と思ったのですが、
これらのプログラムががっちり入っているから
簡単に自由になれなかったんですね。
それがどこで入ったのか。
遡っていくと、一つは父が亡くなったときに
自営の店を託されたとき。
さらに、嫁に来てから祖父母にいられた
様々な言葉。
結婚前に親戚から言われた言葉も
暗示のように何か入っているような
気がしました。
その他、母の人生において経験した
様々な体験の中で強く誓った思いも
入っているようですが、
これらが絡み合って、今のあの母の
在り方に方向付けしているようです。
人から言われた言葉って、
暗示や呪いのようにすっと心の深いところに
入って、その人の言動に影響を及ぼしている
ことがありますね。
そういうのも、気づけば引き抜いて
光に返してあげることもできます。
けれど、一方でそれを受け入れる側にも、
そうすることで自分を支えていたりする
メリットがあるわけで、
入ってしまっている暗示のような言葉を
ただ光に返せばいい、というものでも
ありません。
それをするなら、今現在恩恵を受けている
メリットも放棄しないと、
抜けていかないのです。
たとえば、
殻の中に納まっているのは苦しいけれど、
一方で外に出て荒波に揉まれなくて済む
というように、守ってくれている場合も
ありますよね。
殻の中にいる苦しさを手放したいのなら、
荒波に揉まれる経験も受け入れなければ
いけないというわけです。
母の場合は、今まで押し込められていた殻を
出たら、まず本当にやりたいことを自分で
わかるようにならなければなりません。
そうでないと、
支えを失って何をしたらいいのか
暇を持て余して途方に暮れてしまいそうに
見えます。
そうなることへの不安もものすごく強く
ありそうでしたので、母の意識の中で
これらを受け止めていきました。
進めていくと、契約や約束を外してしまうことへの
恐れや躊躇がたくさん感じられたので、
引き続きこれらに取り組んでいこうと思ます。
こんな風に、自分の生きたいように生きればいい、
と頭で思っても、心の深いところで
それを制限する思いもあったりするので、
今週はこの辺りも意識して取り組んでいきましょう。
というわけで今週のテーマはこちら。
自分が本当に生きたいように生きることを自分に許すよう、最高最善に働きかける
参加される方は、
「無料遠隔ヒーリングの受け方」を
ご覧になり、 ご理解のうえ
2019年8月7日（水）17：00までに
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同日20：00より順次働きかけを行っていきます。
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