果てしなく高い理想と自己否定感

よく、日本人は自己肯定感が低い
って言いますけれど、自分が嫌いな人って、
結構多いんじゃないでしょうか。

サロンに見える方も、
自己否定感を強く持っている方が
多いな~という印象があります。

自己否定感と理想の高さがセットになっている
ケースもとてもよく見かるのですが、

今の在るがままの自分を「こんなんじゃダメだ!」
と受容できずに理想ばかりがどんどん上がってく、
というパターンですね。

なぜ在るがままの自分じゃダメなのか、
そんなにも高い理想を満たすことに
必死になるのか、と掘り下げていくと、

たとえば、
容姿が美しくない、能力もない、
愛嬌もないこんな自分じゃ
愛されない。認めてもらえない。
生きていけない。孤独になる。
とか思っているんですね。

で、それは本当なのか?
容姿が美しくない人は、絶対に愛されないのか。
能力がない人は生きていけないのか。
だとしたら、この世界に今生きている人は
みんな絶対能力のある人だけが生きているのか?

とか問い詰めていくと、
実はそんなことはまるでなかったりするわけです。

べつに美しくなくて愛嬌が無くて能力がなくても、
必ずしも生きていけないわけじゃない。

けれど、
そういう人は大変そうだし、
自分はそうなりたくない。
と言ってまた理想に戻って行こうとします。

じゃぁ、美しくて愛嬌があって能力があれば、
必ず幸せになれるのか?と問えば、
絶対とも言えないわけです。

それでもまだ、理想にしがみつく。

今の自分が満たされないのは、
そういう条件を自分が満たしていないからだ
っていう紐づけを、どれだけそうではない
事実を突きつけても手放せないんですね。

そうして、それらの条件が満たされて
はじめて、自分は幸せになれる、
と夢を見続けます。

こうなってしまうと、もう夢は本当に
悪夢でしかないな、と思ってしまうのですが、

理想を追う限り、そうではない自分を
嫌というほど突き付けられ、
どんどん自分を嫌いになっていく悪循環に
はまり込むでしょう。

今自分が満たされておらず、幸せでないのは、
そういう条件を満たしていないからではない
ということを本当に深く受け止めなければ、
このネガティブスパイラルから脱出するのは
難しいと思います。

自分を理想に駆り立てているものの正体を暴き、
それ自体にしかと対峙することです。

それができないから、
幸せになるための条件を自分で作り上げて、
それに責任転嫁をしているだけですよね。

その正体というのは、
在るがままの自分に対峙したときに
感じるものです。

惨めさだったり情けなさだったり、
どうしようもないやるせなさ、
劣等感、悲しみなどなど。

こうしたものを感じたくないので、
多くの人はまず、自分の現実から逃避します。

できない、劣っているなどの現実に
嫌というほど打ちのめされているのに、
その実、その事実を認めていなかったり
するのです。

認めたら、本当にダメな自分になって
這い上がれなくなってしまうとか
信じているので、そこはもう必死で
見ない、認めない、わからない、知らない
と逃げまくります。

でも、そうするほどに、認められない自分を
これでもかって思い知らされるような出来事が
雨あられのようにやってきてしまうんですね。

ここに、逃げずに対峙し、受け止めていく
ってことなんですね。

別にそうしても死にませんし、
再起不能にはなりませんので。

むしろ、やっと本来の自分を取り戻したような
安心感と、空回りしたものがかみ合うようになった
力強い感覚がやってきます。

そう何度も聞かされていても、
逃げまくっている人はなかなかその不快な感覚に
留まることが難しかったりします。

でも、そこは人生の命運がここにかかっている
くらいの真剣さと集中力で踏みとどまらないと、
それまで延々繰り返してきたパターンからの
脱出なんて、夢のまた夢です。

でもやってみれば、
あぁ、自分はいつもここで逃げてきたんだなぁって
はっきりわかります。

そこがつかめるということは、
ものすごく重要かつ大きな意識改革が
起こったということです。

まさに逃げている自分が、
いつ、どんな風にして何をしているのかを
まざまざと見ると、

そのことがどんな影響を及ぼし、
どんな結果をもたらしているのかが
はっきりと見えてきます。

そんな自己否定をして理想を追い求めるような
地に足着かないことに時間と労力を浪費
している場合ではないし、今何をすべきなのかが
わかるでしょう。

自己否定感が強くて理想が高い人は
ほぼ現実に足がついていません。

そして皆一様に、どこか虚ろで苦しそうです。

そりゃぁ、自分を置き去りにして
虐待するような扱いをしていたら、
幸せになんてなれませんよね。

幸せを味わい、噛みしめるのはその自分なんですから。

心に覚えのある方は、よくよく考えてみることです。

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