私はよく、セッションや満月の瞑想会で
その方のオーラフィールドやチャクラの
エネルギー状態をチェックすることをします。
以前にも書いたことがありましたが、
チャクラって、その方の在り方がそのまま
表れていて、チャクラを見るだけでも、
その人が普段どんな風に生きているのか
大体のことがわかります。
たとえば、
第１チャクラはその人の在り方のベースが
表れるのですが、自分が嫌いな人は、
自分が大嫌い！っていうチャクラをしています。
つまり、自分自身を拒絶しているので、
軸が定まらず、根が深く張れず、
大地のエネルギーともつながれないので
現実世界とうまくかかわれないのです。
土台である根のチャクラがこういう状態に
なっているということは、上位のチャクラも
当然のことながら健全に働くはずもありません。
また、私が良くチェックをするのは
ハートが自分の真実を生きているのかどうか、
喉のチャクラが、ハートの真実を表現できる
状態になっているのかどうか、
第６チャクラはハートの真実をベースに
使えているのか、
第７チャクラはハート（第４チャクラ）から
第５、第６チャクラを通して、
ハートの真実の延長線上にある高次の領域に
つながっているのかどうか、
よからぬ影がかかっていないか
などを特に見ています。
自分自身を大切にして生きていない人は、
その人自身の真の力につながることができないので
しばしば無力感や不足感にさいなまれます。
そういう心の隙を、よからぬ者が引っかけて
よこしまな力を餌に邪道に引きずり込んでいく
パターンが非常に多いのです。
こういう状態になっている人を
正道に引き戻すには、拒絶し続けてきた
自分自身に帰ることが処方箋になります。
自分を受け入れることのできなかった人が
少しずつ、自分を受容し、慈しむことが
できるようになってくると、
あれほど苦しんできた無力感や不足感は
じわじわと癒えていきます。
虚しさ、絶望、悲しみ、怒り、恨み、
憎しみなどなど、あらゆる負の感情は、
自分自身を見失ったところから
暴走していきます。
本来それらを受け止めるはずの自分が
不在になってしまうので、収拾がつかなく
なってしまうのですね。
だから、無理やり力業で封印したり
無かったことにして切り捨てるしか
なくなってしまうのです。
よからぬ者たちは、そういう人間の
負の感情のバイブレーションが大好きで、
敏感にかぎ取っては焚きつけてきますからね。
耳元で憎しみや嫉妬、猜疑心を煽るような
言葉を囁き、周囲から孤立させ、
どす黒い帳で心を覆うのです。
そうして、誠実ではないやり方で
丸め込んで契約なんかをさせて、
魂を掠め盗っていきます。
自分自身の負の感情を恐れぬように。
いかに醜く、モンスターのように感じても、
それは自分自身の一部です。
けれども、それ自体があなたの本質
ではありません。
あなたはそれらを受け止め、
統合していくことのできる存在です。
よからぬ者たちの力など
本来必要ないのです。
そういう契約の類を外していくつにれ、
第7チャクラに見えていた黒い影は
消えていき、本来その人がつながるべき
領域につながってクリアに輝きだします。
体の中に別の存在を取り込んでいる、
もしくは、勝手に入られている場合も、
自分自身の真実につながっていくことは
できなくなります。
しばしば、中に入っている存在が
その人のふりをしてその人の人生を生きている
ケースを見かけますが、
そういうのも私からすると、
極ありふれた光景とさえ言えるくらい、
珍しいものではありません。
初めてセッションをお受けになって、
自分の中からそういうものが次々出てくるのを
実際に体験された方はびっくりされますけど、
誰にでもありますので、どうぞご安心を。
（何が安心なのかわかりませんけど。笑）
入り込んでいる存在に出て行ってもらうとき、
私は単に祓うとかそういうやり方では
やりません。
本人がきちんと自分ではない者の存在を
認識して、それが入り込んだ理由（種）を知り、
そして種自体に根本から対処して、
その存在の行き先までお世話して
帰っていただきます。
だから、多くの人が抱いている
邪悪な霊を懲らしめて退治するみたいな
ものではないんですね。
そもそも、本人が自分とそうでない存在の
意識の違いを捉えられなければいけないので、
自分自身であることや、
自分の人生を生きること自体を拒絶している人は
これができません。
多分この人、入っているな～とセッション中に
感じたとしても、この理由故に、その存在に
対処するところまで行かないケースも
それなりにあります。
人生がうまくいかないことの根底には、
自分が自身の人生を拒絶していることがあり、
それが様々な不具合のバリエーションを
生んでいるのです。
だから、何度もお伝えしてきているように、
自分自身と和解し、自分に帰るということが
すべての問題の根本的な解決への道だと
私は思っています。