自分の人生を導く恩寵に対峙する

自分自身に向き合う、と
よく言われますが、なかなかに
漠然とした概念の言葉ですね。

どうやったら自分に向き合った
ことになるのか、具体的に、
それは何を見たら良いのか、
ガイドが無いと、雲をつかむような話
に感じられてしまうかもしれません。

私がお伝えしている感情解放ワークでも、
基本の世界観と、それをいかに読み解くか
という枠組みはありますが、

そういうテクニックの部分だけ
なぞっても、うまくいかない
ところがあります。

それは、根本的にはテクニック、
手法の問題ではなく、
在り様の問題だからです。

そのテクニックを、どういう精神性の、
どういう文脈で受け取って
実践しようとしていますか?
という話なんですね。

自分自身に向き合うというのは、
自身の人生と対話する、と
言い換えることが出来ますが、

対話なので、
人生をうまいこと自分の思うように
コントロールする、というのとは違うし、
お互いの利益を交渉する、というのとも
違います。

お互いの真意に触れ、リスペクトの
価値観の下に意志疎通し、応答するのが
深いレベルの対話なので、

自分の願いをねじ込んでいくような
姿勢で相対するのは、
そもそも違うんですね。

だから、
人生が自分に何を差し出しているのか、
謙虚に聞く姿勢が大事なのです。

聞く、ということにも
人によって様々な姿勢、ポジションがあるな、
とつくづく感じるのですが、

表面的なところしか意識が向いていない
人もあれば、じっと深くハートで
受け取っている方もあり、

そういう方たちが、
こういうことですよね?と言われる
言葉がたとえ同じであっても、
その意味するところ、受け取っている
内容が全然違ったりします。

頭でっかちに自分に向き合おう
とする人は多いけれど、
本当に向き合うというのなら、
ハートを使うのは必須であろう
と思います。

ハートと言って分かりにくければ、
まごころ、と言い換えても
良いかもしれません。

まごころを込めて、
自分の人生に対峙する、
差し出されたメッセージを
自分にとって大事なものとして
受け取る、と思った時に、
どんな感じがするでしょうか。

テクニックで解釈して
正解を答えていけば良いんでしょ、
という姿勢とは、違ったものに
感じられないでしょうか。

「自分の都合」で受け取り、
答えるのではないんですね。

そういうのは、ご利益信仰に近い
姿勢かな、と思うのですが、
そこが根本的に改まらないと、
メッセージの真意を知るのは
難しいと思います。

逆に、それができると、
自分の人生を導く大きな力の恩寵に
理屈を越えて、触れるでしょう。

長いこと頭でっかちに生きてきていると、
ハートへのシフトは一朝一夕には
いかないですが、

ハートの声を聞き、ハートで感じ、
ハートの指し示す生き方を体現していく
ことへのあらゆる恐れ、ブロック、封印に、
日々丁寧に向き合っていくことです。

ハートの声がわかりにくいという方は、
いまハートを感じてみたときに、
どんな感じがするでしょうか。

固かったり重かったりしていませんか?

ハートを感じながら呼吸をしたときに、
奥まで深く入っていく感じが
するでしょうか?

頭でっかちな人は、
ハートが固くて、呼吸がとても浅い
方が多いですね。

なぜそんなにも固くなっているのか。

自分で鎧ったり、壁を作って埋め、
触れないようにしているからです。

なぜ自分がそうしてきたのか、
わかりますか?

人それぞれに理由がありますが、
自分がハートから分離した理由を、
解いていくことです。

自分自身の故郷へ戻っていくために。

サポートが必要な方は、
感情解放のセッションを受けてみてね。

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