自分の人生を夢中で生きる

隣の家の芝生を羨むことは容易いけれど、
自分の人生を豊かに耕すことは、
なかなかに難しいことだな、
と思います。

多くの人が、自分の人生を放り出して
お留守にし、誰かが手っ取り早く
提供してくれる幸せのテンプレートを
お手軽にかぶせ、

どれだけ自分がそのテンプレートに
適合しているかで、幸せの度合いを測り、
一喜一憂しています。

そんなインスタントな人生で、
どれだけの人が心からの喜びを
感じているのでしょうね。

今の時代、これまでそうした
お仕着せのテンプレートに強烈に
はめ込まれながら育ち、社会を
生き抜いてきた世代が子育てをしていて、

大きく変化して行く世界に
期待と不安を抱きながら、
新しい時代をいかに生きていくか、
模索しているように感じます。

押し付けられるテンプレートに
疑問や怒り、苦痛を感じながらも
それに適応して生きてこなければ
ならなかった世代の人たちは、

時代の変化を感じて、
やった~!やっと本来の自分を生きられる!
と喜び駈け出せる人は実に健全で、

大抵の場合は、不自然な枠組みを
外されたからと言って、
すぐに本来の自分の形にしゅ~っと
戻っていけるわけではありません。

型のまま、固まってしまっていたり、
感覚が閉ざされているのを、
復旧したりというリハビリのような
プロセスを経ていく人も、
少なくないのです。

そのことに、
今までの苦労は何だったのかと
理不尽と怒りや悲しみを感じる人も
いるけれど、

その苦労を知っているからこそ、
新しい時代の意味を深く捉えることも
できるのではないかと思います。

決してそれまでの歩みを否定するのではなく、
それらを昇華させて、新たな時代に
持って生まれた本来の自分の資質を
表現していくとしたら、
と考えてみてください。

抑圧されて生きているときは、
とかく細かいところにいちいち制限をかけて、
何かと窮屈であったろうと思います。

そういう生き方を長年強いられてくると、
自分という存在を実に小さく矮小化して
捉えるようになります。

けれど、
私たちは、本当はそんなちっぽけな存在
ではないはずなんですね。

もっと大きくて豊かで深いものを持った
存在なのです。

にわかには信じられなくてもいいから、
自分というのはそれだけじゃない、
まだ自分が気付いていない
無数の引き出しが眠っているのだ
と思ってみてください。

これからの時代は、
そういう無数の引き出しをもっと自在に、
もっと自由に開けて、遊ぶ時代なんですね。

自分を小さくしないで、
大きく使う生き方を探求してみましょう。

出来ないことも、至らないことも
たくさんあるけれど、それはそれ。

そういうところがあっても、
あなたの可能性が消えてなくなる
わけではありません。

改善できるところは対処しつつ、
自分のポジティブな可能性を開発することも
同時にやっていきましょう。

最初は、自分に何があるのかわからなくても、
それを知りたい、開いていきたいと
意識を向け始めることで、
導きが始動してきます。

そうする内に、様々な気付きや出会いが
やってきて、いつの間にやら
その探求がどんどん楽しくなっている
自分に気付くかもしれません。

そうなったらしめたもの。

あなたはもう、
自分の人生を夢中で生き始めていて、
もはや人の人生を羨んでいる暇なんて
なくなっているでしょう。

だって、目の前の自分の人生が
これ以上ないくらいに楽しく、
興味が尽きないのですから!

あれほど希望もなく、喜びもなく、
色あせて見えた人生が、今やこれぞ
地上の楽園とばかりの世界になります。

ほんの少し、見方を変えてみるだけで、
人生はいかようにも変化し、
別の扉が開くのです。

自分自身の人生を、
夢中で生きていきましょう。

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