来週11日（水）19時より
毎月恒例の満月のオンライン瞑想会を
行います。
いつものように、お一人お一人
リーディングし、アドバイス、
メッセージをお伝えします。
エネルギーチャージ、調整も
していきますので、夏至の前の
調整にもお役立てください。
詳細、お申し込みはこちらから。
⇒満月のオンライン瞑想会
さて。
以前から、様々な方と「本来の自分」
という概念について話をしていると、
しばしば大きな違和感を感じることが
あったので、
今日はその辺りについて
思うところ、書いてみます。
あなたは、「本来の自分」というと、
どんな自分をイメージするでしょうか？
私はこれについては、
命の導きに従った自分の姿という
概念で話をしているのですが、
セッションでしばしば出てくるのが、
本来の自分になったら、
この世界に適合できなくなって、
ダメな自分になって生きていけない、
という恐れが出てくる方が
結構いらっしゃるんですね。
そういう方は、これまでに
ものすごく社会に適合するように
自分を矯正してきたのでしょう。
それは並大抵のことでは
無かっただろうと思います。
だからこそ、そこまでの努力をして
やっとどうにかこうにか社会に
ここまで適合させてきた自分を止めて、
本来の自分を生きることなど
簡単にはできない！と思われるのも
無理からぬことと思います。
けれど、そこで私は問いたいのですが、
社会に適合するよう矯正する前の
自分の在り様は、命の導きに適った
自分であったでしょうか？と。
その自分が、本来の自分だと
思っている方がほとんど（当社比）
なのですが、
それは本当に、
本来の自分と言えるのでしょうか？
人の迷惑を考えず、好き勝手
やってしまいそうとか、
だらけて怠け者になってしまうとか、
色々なイメージが人によって
あるようなのですが、
私の定義だと、
そういうのは違うんですね。
本来の自分を生きるのは、
ある部分でとても楽なところは
ありますが、
一部によく聞かれるように、
「自然にしていればそうなる」
というものでもないのです。
本来の自分を生きるのに、時には、
ものすごく勇気を振り絞らなければ
いけないこともあるし、
持てる力を振り絞らなければ
いけない時もあります。
それまでの自分の延長線上に
何となく在るのが本来の自分、
とは必ずしも言えないんですね。
多くの人が思う「自然にしている状態」
というのは、楽ちんで頑張ってもいない、
そのまんまの状態というイメージ
ではないかと思うのですが、
それは、
本来の自分を生きている状態の
ほんの一部の表面的な捉え方
のような気がします。
もちろん、本当に命の導きに従って
生きれば、楽ちんだし、傍から見たら
ものすごく頑張っているように見えて、
本人は全然頑張っている意識もない
ということはあるでしょうが、
そればかりではないんですね。
表面的にどうこうというのではなく、
私が言うのは、本質的に、その人が
自分の命に対して、どう在るのか、
ということなのです。
一見、楽ちんだけれど、
命の導きに逆らって自分が果たすべき
責任を逃れ、ただ怠惰にしている
のだとしたら、
それは当然、本来の自分の状態
とは言えないだろうし、
好きなことをしていると思っていても、
導きから外れて、ただ欲望に飲み込まれて
いるだけだとしたら、それもまた
違うでしょう。
その辺りがごちゃ混ぜになって、
人それぞれの概念で解釈しているから、
話がかみ合わなくなっているのかな、
と思いました。
今の自分が、
本来の自分を生きているのかいないのか、
それを知るにも、導きに触れなければ
始まらないですね。
自分自身の起点が定まっていない状態で
都合よく解釈していては、ただ混乱が
深まるばかりではないかな、
と思うのでありました。