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ドタ参加も大歓迎です!
夏至の前に、自身の現在の状況を
チェックし、夏至のゲートを
通過していきましょう!
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さて。
色々ある人生の中で、
とりわけ心揺さぶられることの
一つに、「失うこと」があります。
お金にせよ物にせよ人にせよ、
心の支えとなっていたものが
失われたとき、
私たちは非常に大きな喪失感と
動揺、ショックを受けるのです。
身一つでこの世界に生まれ出て、
物理的には元の状態に戻るだけ
と言いながらも、
それらのものとともに、
ある程度の時間を過ごしてきた
私たちは、決して元の状態に
戻るわけではないのです。
このどうしようもない喪失感を、
いかに受け止め生きて行ったらいいのか、
と途方に暮れる人も多いでしょう。
だからこそ、私たちは
失うことを恐れるし、それを避けようと
しがみついてしまうのです。
けれど、失いそうになった時、
あるいは、失ってしまった時こそ、
剝き身の自分自身を知る
良い機会です。
純粋に、今の掛け値なしの自分が
どれほどの生きる力を持っているのか、
厳然たるその事実を突きつけられ、
向き合わざるを得なくなるのです。
そういうときは、
自身の在り様の見直し、棚卸をしなさい
と人生からお知らせを受けているわけで、
これまでの自分の価値観や考え方、
まだ使えていない力をしっかりと
開発し、使える自分になりなさい、
と言われているのでしょう。
だから、喪失感にどっぷり
飲み込まれているときは、
ただただ現実に圧倒され、
希望を見失っているかもしれないけれど、
本当は、今の自分よりもさらに
パワーアップした自分に出合う
チャンスなのです。
ショックが大きいほど、
それまで避けていた課題が
突きつけられているのでしょう。
恐いかもしれないけれど、
逃げずに誠実に、勇気を出して、
これまでの自分の殻を破っていく
覚悟を決めることです。
大切なものを失いそうになると、
失わないように必死になりますが、
そういう努力も大事だけれど、
失った後もしっかり自分を生きていける
力を自身の内に感じることこそ、
大事ではないかと思うのです。
そのような力を目覚めさせた自分なら、
失われて行こうとしているそれを
これまで以上に支えることも
できるでしょう。
人生に起こる、避けて通りたいことほど、
その時の自分をブレイクスルーしていく
チャンスだというのは、事実だろう
と思います。
想定内、そこそこできることばかり
だったら、自分の限界に向き合うことなど
ないでしょうからね。
どうせ越えなければいけない山ならば、
後ろ向きに不平不満を言いながら
引きずられて行くより、
そこから何事か掴み取って
図太くしぶとくただでは起きない精神で
糧にしていった方が良いですよね。
そうしてその時得たものは、
失った以上の宝となって、
以後の人生を支えていくでしょう。
失うことを恐れるなかれ。
潔く、新たな人生を受け入れ、
未知のものがやってくることを
楽しみましょう。
その世界線にも、喜びや感動は
あるはずです。
その可能性に、
自分を閉ざさぬよう。
どんなときも、自分自身の可能性への
チャレンジですね。