天国と地獄の紙一重を分けるもの

人の運命は紙一重。
いつも、そう思います。

セッションで、
様々な方の人生ストーリーに触れ、
悲劇を幸せなストーリーに転換していく
ことをしていると、

ほんの少しの違いで
人生は天と地ほども変わってしまう
という場面に無数に遭遇します。

絶望のどん底で、
ほんのひとかけらの誰かの優しい言葉や
態度で、闇落ちすることを免れたり、

崩れ落ちそうになる気持ちに、
一歩踏み留まったが故に
魔の囁きに乗らずに済んだとか、

あるいは、
心に芽生えた不信感をどうにも
拭い去れず、歯止めも聞かぬまま増幅され、
悲劇の結末にまっしくらになったり。

天国と地獄を分けるものは、
思うほど大きくはないということを
しばしば感じます。

だからこそ、そのほんのわずかの
紙一重を如何に掴み取るのか、
あるいは、どう踏み留まるのか、

そのときに発揮できるものが
大事だと思うのです。

それを、普段から
どう積んでいくか。

頭ではないところで
分別を感じ取れる感性も大事だし、
感じたものを実行できる力も
なければなりません。

そういう自分の努力の部分もあるし、
それまでの人生で注がれてきた、
温かな周囲の思いやりなんかも、
実は相当に大きな影響力がある
と思っています。

たとえば、何か悪いことを
しようと考えた時に、
大切な人の顔が浮かんで、
その人を悲しませたくない、と
思いとどまるのは、その例です。

また、誰かがその人のために
祈ってくれた、その祈りの力も
人は深いところで感じている
と思います。

人の温かな思いやりは、
時空を超えて、その人の魂に
真っ当さの種を宿させる
のだと思います。

蒔かれた種は、
リアルタイムで目に見える反応が
なかったとしても、しかるべき時に
その人を守る力になるやもしれません。

だから、目先の反応に一喜一憂せず、
広く遠くを見てその人の魂に
善き種を蒔くつもりで接することも
大事なのかな、と思います。

セッションでは、
紙一重のまさにその転換点を探り、
そこで闇落ちする種となる
ネガティブな感情のわだかまりに
働きかけ、癒し、統合していきます。

そうすると、悲劇に堕ちない
世界線にシフトするんですね。

こういうやり方を知っていて、
実行できれば、どれだけ深い闇も、
転換していくことはできるのです。

ものごとは一つの理由で
急に悲劇に堕ちるわけではなく、
いくつもの伏線が絡み合って
その結果に引っ張られて行きます。

その1つの伏線でも無くなれば、
その結末にはならないのです。

そういう悲劇の伏線の種を2つ3つでも
無くしてしまえば、その人は相当に
闇の要素からは遠くなります。

深い闇、と言っても、一塊の要素で
そうなっているわけではないので、
できるところから取り組んで行けば、
全部クリアにならずとも、
相当に変わっていきます。

そうやって、人生の底層で
常に響いていた孤独や悲しみ、
怒りや絶望感などが癒えていくと、
人生の見え方、捉え方が穏やかに、
幸せなものになっていくでしょう。

ドツボにはまっていると、
なかなか見えてこない扉も、
決して無いわけではないのです。

必ず道はあり、どこかに続いています。

ほんの少しの紙一重を、重ねていきましょう。

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