立秋を過ぎて、どこか
吹く風にも秋の気配を感じますね。
まだまだ暑さは厳しいですが、
みなさまどうぞ、ご自愛ください。
そんな中、我が家の家庭菜園の
草木たちのお世話を日々していると、
強すぎる日差しや水・肥料の不足で
くて~っとなってしまう時もあれば、
何年も日陰に放置されて
ロクにお世話もしなかったので
貧弱だった果樹が、
植え替えて肥料も陽射しも水も
たっぷりやったら、いきなり元気になって
たくさんの実をつけたり、
草木というのは、元の植物の
生命エネルギーさえ枯れていなければ、
環境次第でこんなにも見違えるくらい
元気に姿を変えるものなのだ、と
感動を覚えています。
翻って、条件さえ整えば
いくらでも変化していくのは、
植物だけではなく、私たちの心や体も
例にもれません。
気力もなく、生ける屍のように
なっていたとしても、何かのきっかけで
輝かんばかりの素晴らしい活躍をする人は
たくさんいらっしゃいます。
気力が無かったり、
心がネガティブで一杯の時は、
根本的に、エネルギーが足りてない
状態なんですね。
どうしてそうなったのか、
色々理由はあるのでしょうが、
まずは栄養補給が肝要です。
ゆっくり過ごすことで
枯渇していたエネルギーが
じわじわ戻ってくることもあるし、
おいしい食事、きれいな景色やアート、
美しい自然、信頼できる人の
温かな心遣いなども、力をくれます。
心が空っぽになってしまうと、
動けるまでエネルギーが溜まるのも
時間がかかりますが、そういうときに
焦って中途半端に動き出さぬよう。
最初の一歩を踏み出すエネルギーが
溜まるまでは、割り切りも肝要です。
手っ取り早くエネルギーを補充する
方法もあるので、ご自分に合った方法を
試してみるのも良いかもしれません。
ご祈祷やプージャーをガツン!と入れるのも、
人によってはすごく効果があったり
することもあります。
ただし、エネルギーバンパイアのように
不健全な方法で他者からエネルギーを
搾取しても、良い結果にはならないので、
そこだけは念押ししておきます。
いずれにせよ、
エネルギーが足りてないから
気力がなく、体調も悪く、
何かとネガティブマインドに
突っ込みがちになるということも
あるので、
まずはベースのエネルギーを
補充すること、ちゃんとエネルギーが
溜まるような状態を整えることが
大事です。
それから、
エネルギーの飢餓状態で判断したことは、
大抵狂っていることが多いので、
そういうときは重要な判断をしない
方が良いですね。
後で振り返って、どうして
あんな決断をしてしまったんだろう、
今だったらそんなこと絶対しないのに、
というように、
見えている(認識している)景色が
歪んでいることが多いのです。
極限状態だと、人間の意識はとかく、
近視眼的で視野狭窄に陥りがちです。
落ち着いてみれば、他にも選択肢や
やりようはあるのに、見えなくなるんですね。
だからまずは自分のコンディションを
整えてから、改めて向き合い、
視野を広く、長期も見て判断しましょう。
特に、被害者意識で心が一杯の時は
注意が必要です。
参考までに。