サロンには、長いお付き合いの
クライアントさんも多く、
10年以上のご縁の方も、
いらっしゃいます。
そうなると、その方の人生の
大きな転機などを都度
拝見させていただいていて、
ご結婚されたりお子さんができたり、
そのお子さんがこの間、小学校に
上がったかと思えば、気が付いたら
もう高校生とか大学生とか。
そういうご家族のご様子をお聞きして、
もう親戚のおばちゃんみたいな
気持ちになっていたりします。笑
その間、本当に色々あって、
様々にサポートさせていただいてきた
わけですが、
そういう方々は、今ではワークの基礎や
世界観はもう既に身についていて、
ちょっとしたテーマならご自身で
大概は統合できるくらいに
なられています。
セッションをご依頼されるのは、
自分一人ではどうしてもクリア
できなくて行き詰っているときとか、
数カ月に一度、何にも問題がなく、
今はすごくうまく行っているけれど、
定期健診のつもりでお申込みされる
という方も複数いらっしゃいます。
そういう方を拝見していると、
何もないと思える時だからこそ、
チェックを受けるのはすごく大事
なことなんだな、としみじみ感じます。
なぜかというと、
自分で見て大丈夫と思っても、
見落としがあるから、というのも
一つはあるのですが、
それ以上に、その次の段階の萌芽が
その方の奥深くに既に生まれてきていて、
それに対して意識を向けて迎えていく
準備をしなければいけないことに、
気付いていないことが多いのです。
調子が良いとなおさらその状態に
浸っていたくて、対応していくのが
遅れがちになりますね。
遅れるとどうなるかというと、
色々後手後手に回るので
停滞し、淀んでいきます。
つい最近まで良い感じだったのに、
あれ、今までのようにいかないとか、
何だかパッとしないとか、
現実が噛み合っていない感じで
焦りが出てくるとか。
まぁ、遅かれ早かれ
お知らせが来ますね。
そうなってから対処しても
悪くはないのですが、
事前に準備して迎えるのと
比べれば、後の流れの力強さや
創造力はかなり違ってきます。
後者の場合は、その時点での
ズレやまだ気づいていない課題なども
指摘させていただき、軌道修正が
そこでできるので、
シフトの質や大きさだけでなく、
方向性が自分で思い描いていたよりも
大きく変化して、全く別のビジョンが
生まれてくることもままあります。
それも、本人がどれだけ何を求め、
実際に行動していくかにも
よりますけれどね。
導きは、本当に本質を求める人には、
頭で思い描いたビジョンよりも、
はるかにスケールが大きく、
ダイナミックな景色を見せてきます。
あなたは、こんな生き方も
できるんだよ。求めなさい。と。
そして、導きの招待を受けないのは、
どこか自分に嘘をついていることになり、
すっきりしない、違和感を抱きながらの
人生になるような気がします。
それもこれも、当人の選択次第。
あなたはこの人生で何を求め、
何を目指すでしょう。
目指すところを間違えぬよう。
命の願いに応えて生きてこそ、
自分の本当の人生と思います。
それをできない、と思うのは、
本当にできないのではなく、
ただ自分がそれを選んでいない
ということです。
それを選んだ時の
様々に湧き出る恐れや不安に
真正面から向き合うことを
避けているだけのこと。
命の願いを生きるのは、
大抵は簡単なことではないだろう
と思います。
なぜなら、
簡単にできないことだからこそ、
己を磨き、鍛え上げていくことが
必須になるからであり、
そういうプロセスを通過することで、
開いてくる未知の領域があるわけです。
それを味わい、生きる喜びを
命は求めているんですね。
願わくば、
この人生、悔い無きよう
生きられますように。