見えない壁の外に出る

人間というのは、つくづく
メンドクサイ生き物で、

宇宙から見たらどこにもそんな
壁やら枠なんてないところに、
ありとあらゆる壁や枠を作って、

その基準に自分を照らして
無力感や罪悪感、無価値観や
嫉妬、悲しみ、羨望、絶望感など
浮上させています。

そうして自己認識を歪めて、
ギリギリと自分を締めあげ、

どうしたらその枠の中に自分を
はめられるのか。
壁の向こうに行けるのかと
躍起になるのです。

いやいやいやいや、
そもそもその壁やら枠って、
どうやって自分の人生に
現れたんでしょう?

それが自分の人生の幸福に
そこまで重要なものになったのは、
何故なんでしょう?

誰がその枠に収まっていないと、
また壁を越えて行かないと、
人生がダメになる、あるいは、
生きていけないとか
言ったんでしょうか?

あなたの生きていく場所は、
そこにしかないと?

そうした思いに囚われて、
何十年ともがいてくると
骨の髄まですっかり洗脳されて、

世界はそういうもので、
自分はそこで生きていくのだと
心底信じ込んでしまいますが、
本当にそうなんでしょうか?

自分を社会の様々な基準に
なかなかはめ込むことができずに
苦しんでこられた方のお話を
お聞きしていると、

本当はその方は、とてもまともな
感性を持っていらっしゃるのに、
どうしてこの方がこんなにも
自分を卑下されるのか、と
不思議に思うのです。

人間のマインドの作り上げた
歪んだ基準に、その方の感性が
まとも過ぎたので、適応できなかった
だけはのではないかと。。。

一昔前までの社会では、
そういう方が独自の生き方をすることは
難しかったかもしれませんが、今は
そのころよりも色々な生き方が
できるようにもなってきています。

その枠やら壁をひょいっと避けて、
もっと広く、この世界を見てみても
良いのかもしれません。

とは言え、それ以前に、
苦しんでいる当人が、苦しいという
自覚はあっても、自分の方が悪い、
おかしいのだと信じ込んでいて、

そこから離れることを極端に
恐れていることも多いし、

あまりにも長く、それらと戦い続け、
自分の一部になってしまっているために、
自分にはめ込んだ枠に気づいていない
ということもあります。

でも、取り込んだ概念はエネルギーから
見れば明らかに異物で、その人の本質とは
違うものなので、浮いてるんですね。

だから、それらをはめ込んだ景色から
どれだけ自分や世界を見ても、

自身の命がこの世界で何を表現
したかったか、どんなギフトを持って
この世界にやってきたのか、
なかなか見えてこないのです。

だから、
いったんその異物を離れたところから
自分の命が見ている景色に
立ち返ってみたら、

自分のこの世界での生かし方、
道が見えてくるのではないでしょうか。

今、自分の行く道が行き止まりで
もう先が無いように見えたとしても、

その角度、その視点から見えないだけで、
別の視点、別の眼差しから見たら、
道や扉はいくつもあって、その先が
あるのだと思います。

ピンポイントで集中して
突き抜けていくことも大事だけれど、
ガチガチになって、行き詰っているなら、

凝り固まった視界を大きく広げて、
別の世界を体験しても、
良いのではないかな、と思います。

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