気持ちが混乱しているとき、
つい目の前の状況に対して
何とかしようと、あれこれ
もがいてしまいがちです。
けれども、感情解放ワークでは、
まずは外的状況について分析したり
行動したりするよりも前に、
自身の内側に浮上している
感情のエネルギーに対処するのが
セオリーです。
そうでないと、どれだけ行動しても、
混乱した頭や心からなしたことは、
混乱した結果しか生まないからです。
とは言え、混乱していると、
自分の内に浮上している感情を
捉えるよりも、そのエネルギーに
まるっと飲み込まれてしまいがちです。
ここはもう訓練して、
そうなってもできる限り早く気づいて、
感情を受け止めていくポジションを
取れるようにしていくのみです。
できれば最初から飲み込まれないように
なるのが一番ですが、飲み込まれたら
飲み込まれたで、気づいて体勢を
建て直せればよいのです。
慣れてくると、
リアルタイムで自身の内に湧き上がる
感情をしっかり捉え、受け止めながら、
瞬間瞬間、行動できるようになります。
どんな分野でも、
極限状態で常に瞬時の判断を迫られる
ようなことをする人は、自分の感情を
しっかりホールドする技術を身に着けて
いるはずです。
感情に飲み込まれることの他に
気を付けたいのは、無意識にも
感情を抑圧して溜め込んでしまうことです。
抑圧した感情のエネルギーは、
一時的には収まっているように
感じられますが、後で必ず
再び噴き出してきます。
抑圧をするのではなく、
気づき続け、受け止め続ける意識を
鍛錬するように。
何か苦しく不快な感情が噴き出してくると、
よくあるパターンで、状況分析や
ジャッジメント、納得できる理由探しに
はまっていくことがあります。
これは非常にトリッキーなのですが、
無意識の内に感情を感じて受け止めること
を避けて、頭の思考で何とかその混乱を
収拾しようとしている行動なのです。
けれど、何度もお伝えしてきているように、
感情は思考で完了させることはできません。
多少収まったように思えても、
そのエネルギーは生き続けています。
そうしていつまでもうずき続ける
エネルギーに、深いところで
落ち着かなさを感じながら、
ドツボにはまっていくのです。
結構ワークを実践してきている人でも、
しばしばこのパターンにはまっている
ことがあって、
激しくわかりやすい感情では
うまく統合まで持って行けても、
何とも言えず微妙にもやもやする感情には
いつの間にか足元をすくわれている
ケースは多いですね。
ワークを始めたばかりのころは、
わかりやすくビビットな感情が多いですが、
そういう激しい感情が一通り統合されると、
今度は繊細で微妙な、より気づきにくい
感情を統合していく段階に進んでいきます。
こういうレベルまで対処できるようになると、
随分と肚は据わってきているでしょう。
怒りも悲しみも淋しさも不安も恐れも、
自分から離れずに、この心と体と魂で
生きるように。
そうして本当に自分を生きるほどに、
生きる力があなたの内から湧き出てきます。
唯一無二の、あなたの人生を拓いていきましょう。