明日20日17時から、
春分の瞑想会を行います。
ドタ参加も大歓迎!
詳細、お申込みはこちらから。
⇒春分の瞑想会
さて。
17日から春のお彼岸に入っている
こともあり、今週はお花が高いですね。
スーパーに行ったらぼた餅がたくさん
並んでいたので、そうだ、作らなくちゃ!
と慌ててもち米を炊いて作ってみました。
あんこは市販のが常備してあるので、
もち米さえ炊いてつぶせば、
あっという間に出来上がりです。
あんこLoverだった父や祖父も、
喜んでくれればいいな、
と思います。
さて、今日は雑談ながら、
ぼた餅とおはぎについて書いてみます。
この二つ、両方とももち米をつぶして
丸めたものをあんこが包んでいる
という和菓子ですが、何が違うのか。
巷に流れる一説では、
どちらかが粒あんでどちらかがこしあん
という話もありますが、
先日、古来からの日本文化を継承される
さるやんごとなきお方からお聞きした
ところによると、
両者は同じものだけれど、
季節によって呼び方が違う
とのことでした。
春のお彼岸にいただくのがぼた餅で、
由来は牡丹から。
秋のお彼岸の時にいただくのがおはぎで、
これは秋の草、萩にちなんでいるとか。
だから、春のお彼岸の時におはぎ
とは言わないし、秋のお彼岸でぼた餅
とは言わないんですね。
同じものでも、季節によって呼び名を変える
その感性が日本人の心なのだそうです。
なかなかに奥深いですね。
季節の変わり目、なかなかに寒暖差のある
陽気ですが、そんな中でも木々の芽は膨らみ、
若草が伸び、春の花が徐々に咲いてきています。
お彼岸を過ぎたら、東京辺りではもうすぐ
桜の開花の声も聞こえてきそうで、
お店に入れば、桜グッズや桜にちなんだ
食べ物のオンパレードです。
ぼた餅の次は、桜餅でしょうかね。(^^)
とかく忙しく心に余裕が持てない現代人も、
この春の季節だけは、各々に花を愛でる方も
多いでしょう。
忙しなく日々に追われる日常だからこそ、
季節の行事は大事にしたいと思うのです。
四季折々の行事を自分でも辿りながら、
母もこんな風にしていたな、と
子供の頃を思い出します。
やらなくても別に何の支障もないけれど、
やるとどこか、心が豊かになるし、
遠い先祖の心に繋がるような
気がするのです。
大仰な儀式というほどのもの
ではないけれど、これも心の継承の一部
なのかもしれません。
こういうことを通して先祖の心に繋がる
ということは、自分の根っこを育てる
ことにもつながるような気がします。
自分は根無し草として一人孤独に
この世界に生きているのではなく、
ちゃんと連綿と連なるものの末である
という感覚は、
自分の存在を背中から厚く裏打ち
してくれるような気がするのです。
もちろん、親や祖父母との関係性が
温かなものではなかったという方
にとっては、そのこと自体が
苦しいことでしょうが、
たくさんの先祖の方たちの中には、
心温かな方もあったでしょう。
そんな先祖に思いを馳せながら、
美味しいぼた餅にお茶を一服、
召し上がってみてはいかがでしょうか。