昨日は夏至の瞑想会でした。
みなさまそれぞれに、何かしら
これからの歩みの糧となるものが
受け取られ、ご自身の命の道を
歩んで行かれましたら幸いです。
これからの時代は
（もう既に始まっていますが）
右を見て左を見て、みんなに合わせて
浮かないように生きていく時代
ではありません。
一人一人が自身の命の道を歩むことで、
最大限に力を発揮し、その働きが調和し、
素晴らしい世界を創造していくという
世の中です。
自分の中の叡智によって、
人生を歩んでいくんですね。
だから、その叡智を感じられる
状態の自分でいることが大切です。
そのために、自分に嘘をつかないこと、
誤魔化し、隠ぺいし、取り繕う在り方
ではなく、誠と真心を大事にして
自己表現していくように。
自分が信用できない、自分を消して、
どこかからか持ってきた基準の型を
生きることで、無難に乗り切っていこう
という試みは、うまくいかないでしょう。
もう、そういう時代はとうに
終わっているのです。
繰り返し、自分自身の道を叡智とともに
生きるようにと課題が差し戻されます。
どうぞ、
あらゆる傷や不信の痛みを越えて、
真に自分自身を生きる道を選択
なさってください。
そして、自身の内から
現れてくる可能性に、
大きく自分を開いていてください。
誰に強要されるでもなく、
自分の意志で、決めることです。
自分の人生がどこに進んでいくのか、
そうやって舵を取っていきます。
夏至を越えて、一人一人が
唯一無二のオリジナルの領域を
この世界で開いていきます。
あなたのその毎瞬の歩みの中に、
宇宙は何事か、妙なる計画を
表していくでしょう。
あなたと宇宙のその語らいの中で、
宇宙はあなたにだけわかる、
深い深い意味ある何かを伝えてきます。
そのときあなたは、
自分の歩みの本当の意味を
知るでしょう。
本質を感じとる感覚を
濁らせたり閉ざしたりしないよう。
そういう感覚を使うことを
失敗の可能性などから恐れる人は
多いけれど、
どうしたらまともに使えるように
なるのかと探求する人は
どれだけいるでしょうか。
取ってつけたような派手な力を
望む人はごまんといても、
自身の持って生まれた力を
侮る人は少なくありません。
力の誤用は叡智の欠如です。
何度も言うように、
力は命の導きとともに使うこと。
導きは、内からやってきます。
だから、自分と断絶していては、
力を正しく使うことができません。
どんなにきれいなプロパガンダや
スローガンで自分を鼓舞しても、
自身の命の深いところに
響いていなければ、真に自分の道
とは言えません。
これから、どれだけ日常の中で
自身を導く叡智をこの心と体に
感じながら、日々を生きて行けるか。
導きや叡智を、
どこか遠い世界に隔離しないでください。
それは今この瞬間、
あなたとともにあるものです。
そして毎瞬の判断、決断の軸に
それを置くように。
そうしていく内に、人生はさらに深く
叡智に導かれて行くようになります。
私たち一人一人の奥に常に導きがあること、
どうぞ忘れずにいてください。