在るがままの自分に直面する正直さ

自分自身に向き合うことには、
テクニックややり方よりも、
正直さと誠実さが何より大事です。

なぜかというと、
私たちはとにかく、都合の悪いことからは
どんな手を使ってでも逃げようとする
ところがあるからです。

だから、
どんなに自分に都合が悪いことでも、
それが真実であるならそれを選ぶことに
コミットメントがないと、

どこまでも他人も自分も騙すし、
歪め、隠蔽、抹殺し、都合良く切り貼りして
自分に心地良いように作り変えてしまいます。

その節操のなさ、ずる賢さは
目を見張るばかりですが、
そんな自分の姿を直視し、認める気概が
あなたにはあるでしょうか。

他人の不正に対しては
容赦なく糾弾し、その狡さを批判しても、
いざ自分の中にその要素が見えたとき、
誠実に認め、改める度量がある人は、

他者を批判する人と同じくらいの人数
居るわけではないでしょう。

逆に言えば、誰しもがそのように
できているわけではないからこそ、
それができる人は尊いのだとも言えます。

そうあれかし、とは思うけれど、
自分が体現するのは、また別のレベルの
力量が必要ですね。

ただ絵に描いた餅を望んだだけでは、
実際にそのように在ることを実践、
努力していくことの生々しい辛さ、苦しさ、
歩みの重さなど、知る由もないでしょう。

望んだだけの人は、そんな生々しく
苦しい歩みを行く意思など、
最初から持ち合わせてなどいない
のですから、

実践する人とは向いている方向や
たどり着くところが違うのは当然です。

多くの人は、このことを知らず、
望んだだけで実践しているのだと
勘違いしています。

だから、やっているのにできない!
これはどういうことなんだろう?
と迷子になるのです。

まずは、自分はやってなどいないし
そもそも望んですらいない、
逃げているし、直面しようとしていない、

自分の正義や理想の価値観とは
まったく違った在り様をしているのだ
ということに直面しなくては
始まりません。

逃げ続けている人にとっては、
これはとても苦しいことでしょう。

在ってはならない姿に、
自分がなっているのですから。

その苦しさを回避して、
直面せずに理想の自分になろうと
あれこれする人も多いのですが、
それは徒労に終わるでしょう。

苦しくともなお、
その姿に直面しようという
気概だけが、その自分から脱却する
糸口となります。

回避行動をして逃げる人は、
エネルギー的に見ると、
本当の自分から遊離しています。

そして、その人の意識は
逃げているその部分の視野が欠損
しているように私には捉えられます。

つまり、自分でその部分の認識に
ブラインドをかけているんですね。

この認識の仕方でその人は
世界を見ていることになるので、
歪な癖を持った見え方になるのは
必然だろうと思います。

誰しもそうした認識の視野の歪みは
あるものですが、逃避癖の著しい人は、
ものすごく多くの領域にこのブラインドが
かかっていて、

本当にその人と接することが
難しくなります。

正直さ、誠実さはこの歪みの
解毒薬となりますが、解毒の苦しみを
通過できるかどうか。

自分次第ですね。

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