明日22日19時から、オンラインにて
冬至の瞑想会を行います。
陰極まって陽に転ずるこの日、
深くこの瞬間の歩みを
刻んでいきましょう。
ドタ参加も大歓迎!
詳細、お申込みはこちらから。
⇒冬至の瞑想会
さて。
今年もあと10日を残すのみ、
明日は冬至というところまで来ました。
年々、歳末感というかクリスマス感が
薄れてきているな、なんて思いながら、
薄くなった日めくりをまた1枚破って
来年の日めくりを買おうかどうか、
思案している今日この頃です。
この日めくり、母が店で使っていた
ものをリビングに持ってきている
のですが、
今年は色々な思いを重ねながら、
1日1日、めくっていた気がします。
自分の中の時が止まらないように、
1枚破っては今日やるべきこと、
できたことを確認しながら
必死でした。
日付を確認するだけなら
スマホや手帳を見れば十分ですが、
日めくりを破ることで
1日を確認する儀式みたいに
なっているところ、
ありますね。
母も、そんな気持ちで
日々めくっていたのかな、
と思いを馳せつつ、
やっぱり来年の分も
買ってこようかと思います。
何があっても、
歩みを止めずにいることは
大事なことです。
様々な人間の心の状態を見てきて、
受け入れられずに時を止めたまま
凍り付いて沈んでいる感情のカケラを
どれだけ見てきたでしょうか。
だから、私自身はできる限り
感じるものは感じ、起こってきたことは
丸ごと受け止めて歩み続けることを
意識してきました。
完璧にそれができているわけでは
ないかもしれませんが、その時の
自分の最善を尽くしてはきたので、
結構ハードな1年ではありましたが、
倒れ込んだり寝込むこともなく、
割と元気に過ごせてきたかな、
とは思います。
雨が降っても、風が吹いても、
私たちの人生は続いていきます。
朝が来て、夜が来る。
息を吸って、吐いて、
体は生きているのです。
その摂理から離れて、
どこが別次元に逃避することも
できるけれど、
それで何かが解決するわけではなく、
先延ばしにしているだけだし、
いつかは戻らねばなりません。
私はツケを未来に回すのは嫌なので、
できる限りリアルタイムで回収する
主義ですけれどね。
多くの人は、何でも無駄なく
スマートにやりたがるけれど、
人生は必ずしもそれが最善
というものではありません。
無様でも不器用でもいいから、
その時の最善を尽くして、
この瞬間に自身の歩みを刻むこと、
なんだと思います。
その時々に、割と楽な時もあれば、
キツいときもあるでしょう。
平坦ではない道の中で、
自分はどう在ったのか、です。
苦しくとも逃げずに向き合い、
歩み続けてきているあなたは、
自分ではあまり感じていないかも
しれないけれど、それだけで、
とても尊いのです。
真摯に向き合い続けたからこそ
受けるダメージもあれば、
知ることもあり、だからこそ
深まるものがあります。
苦難の渦中に在る時は
その歩みの価値など
わかりようもないけれど、
そのときに嘘をつかなかった、
逃げなかった自分が、後で
どれほどの誇りとなるか。
器用さは持てなかったとしても、
そういう気骨は持っていたいものです。
それが、あなたの人生を清め、
基盤を確かなものにしていくでしょう。
あなたの人生の軌跡が、
誇り高く輝くものでありますように。