他者を貪ることの虚しさ

世の中、他者のことがとにかく
気になって仕方がない、
という人がいるのですが、

ストーカー然り、過保護な親然り、
他者を常に監視しているような
ご近所さんとか親戚、知人友人などなど。

こういう人たちに共通しているのが、
自分がお留守、ということです。

自分そっちのけで、自分以外の誰かに
夢中なのです。

粘着される側としてはたまったものではない
のですが、なぜそうなってしまうのか
というと、

そういう人は、自分自身を生きることが
辛いから逃げているんですね。

自分以外の何者かに意識を飛ばす
ことによって、自分の中に
意識があるときの辛さを紛らわせる
ことができるのです。

その人の中にどんな辛さがあるのか
を知るには、もしその人がストーキングや
粘着を止めたとしたら?と想像してみると、

そわそわして落ち着かない、
すがるものがなくて気が狂いそう、
不安に飲み込まれてしまいそうなど、

多分、機嫌よくリラックスしている姿は
想像できないのではないでしょうか。

つまり、そういう苦しい感情から
逃れるために、他者に意識を飛ばして
自分をお留守にし続ける必要が
あるのです。

そして、その落ち着かない感情こそが、
粘着される側にも同じものがあり、
引き寄せるフックとなっている
エネルギーなのです。

よく、淋しい人は淋しい人を
引き寄せるなんて言いますが、
まさにそうなのです。

そうして、互いに自身の耐え難い淋しさを
相手で埋めようとして、うまく埋めるように
意識無意識的に相手に求めてしまうし、
コントロールしてしまうのです。

2人でいて幸せなのは、
相手がうまく自分の心の隙間を
埋めてくれた時で、

そうでないと、
やってくれなかったと相手を責めたり、
不幸になります。

けれど、自分の中のその淋しさや
不安などを本当に癒し、収められるのは、
本質的には自分自身しかいません。

どれだけ誰かが側にいてくれて
愛してくれようと、その狂おしい
心の隙間は満ちることを知らず、
餓鬼のように際限なく
もっともっとと求めてしまいます。

これが、
あらゆるものを貪り尽くしても
足るを知ることができない餓鬼道
というものなのでしょう。

この狂おしい渇望から逃れるには、
外に向かう意識を方向転換して
自分自身に立ち返る他ありません。

これは相当に苦しいでしょうが、
永遠に貪り続ける苦しさと
どちらを選ぶか、という選択です。

長いことお留守にしていた自分自身に
立ち返って、逃げてきたあの感情を
引き受けるわけです。

この選択によって、一時的には
苦しくとも、やがてあの恐ろしい
渇望は薄れ、収まっていきます。

そうやって、永遠の地獄から
脱するわけですね。

でも、逃げてきた苦しみに
再び相対する選択ができる人は
そう多くはないのかもしれません。

もしそれができたのなら、
その人は相当に幸運であり、
恩寵があったということなのでしょう。

本気でその道を選んだ人は誰でも
平穏を得ます。

肚を決めたときから、
その人は自分の人生を生きはじめ、
自身の本当の力を汲み上げて
道を拓くようになるからです。

他者を貪ることの虚しさを知るように。

真に自分を生きることの誇りを知るように。

関連記事

お知らせ
●満月のオンライン瞑想会
2026年
3月3日(火)19:00~22:00
4月2日(木)19:00~22:00
3月3日(火)19:00~22:00
・・・
●2024年10月から開始されるレプリコンワクチンを接種された方は、対面、遠隔、無料遠隔ヒーリングをお受けいただくことはできません
・・・
●もしこちらの新サイトのブログが更新されてなかったら、以下のサイトをご確認ください。
・・・
アメブロ
https://ameblo.jp/25258pkou/entry-12734758809.html
・・・ Facebookアカウント
https://www.facebook.com/mariko.uchiyama1
最近の記事
  1. 他者を貪ることの虚しさ

  2. 満月のオンライン瞑想会(2/2)ご感想

  3. 心のインナーマッスル

  4. 頭と肚が一致したところ

  5. 土地から受ける影響

カレンダー
2026年2月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
232425262728  
TOP