自分がいかに在るべきかを知るために

今年、ヒーラー活動10年目に突入したのですけれど、
ここまで続けてきて、やっぱりヒーリングって、
大事なのはその人がどんな在り方をするか
ってとことだよなぁとつくづく思います。

ヒーリングを学び始めた当初は、
エネルギーを使えば何でもできるんだ!
って幻想を抱いて、それだけで舞い上がってた
ようなところがあったと思います。

でも、実際様々な人にセッションしていくと、
思うように結果が出ないことも、
すぐに結果が出ることもあり、

その違いは何なんだろう?
確実に変化を起こしていくにはどうしたらいいのか?
という課題にすぐにぶち当たりました。

結局、どんなテクニックやメソッド、エネルギーを
使っても、その人自身の在り方が整っていなければ
ダメなんだってことに気づき、

それ以降はいかに在り方を整えるのか?
という探究に入って行きました。

まぁ当時はそんなに明確にテーマを
意識していたわけではありませんけれど、
感情解放を必死で探究していたのも、
在り方というテーマがベースにあったからですね。

で、改めて今私がとても大事にしていることは、
やっぱりその人自身の意識がどう在るのか?
ってことなんですね。

つまり、自分自身の人生に背を向け、
退避しているのだとしたら、自分の人生と
和解しても良いのかどうか、とか

人生の重圧に押しつぶされてしまって
動けなくなっているのだとしたら、
いかにしてその重圧を支えられる自分を
整えていくのか、とか

誰かに人生の主導権を明け渡してしまっている
のだとしたら、その主導権を取り戻す
決意ができるのかどうか、とか

自身の本当の力を使って、幸せに生きることを
許せるのかどうか、とか。

たとえばこうした問いかけに対して、
その人自身がどう答えていくのか。

深いショック状態にあって応急処置が
まず必要な方以外は、

何を癒す、ということよりも
実はこうしたところをしっかりと
自覚し、自分で自身の在り方を決める、
ということが重要だったりするのです。

ここが決まっていないと、
何をやっても最終的に詰めが甘くなって
統合が完了しないのですよね。

だから、常々書いてきているように、
私はセッションの間中、何度も
その方自身の在り方を問います。

自分で自身の在り方を決めることができる
ということ自体が、目から鱗の方もいますね。

ずっと誰かの言いつけに従ってきて、
そうすることが良いことだと骨の髄まで
教えられてきている、とかね。

でもそれであなたはこんなに苦しんでるよね?
言われた通りにしてきて、幸せになったのかな?

って改めて自分が受け入れてきた言葉の数々を
チェックしてみたときに、この先要る言葉、
要らない言葉が出てくるでしょう。

それを棚卸しするんですね。

こうやって自分の枠組みを改めて
自分が生きやすいように組み直していく。

その際、言いつけを守ることで、
自分も守られてきた部分があったでしょう。
そういう守護も手放していくことになります。

ここにも完全に同意し、守られなくても
大丈夫な自分を整えなければいけませんね。

それができないままに、こんなものは
もう要らないんだ!って放り投げることは
できません。

それまで支えにしてきたものを手放すことと、
自分の足で自分を支えられるようにすることは
必ずセットなのです。

ここ、わかってない人が案外多いような気がします。

こういう構造的な作業をしっかり整えた上で
はじめてヒーリングエネルギーだったり、
テクニックだったりが効果を発揮するわけです。

流すだけ、受けるだけで変わるヒーリング
っていうのもありますけれどね、

基本的に、その方自身の気づきを大事にした
セッションをしていきたいと私が思うのは、

気づきがあるのとないのとでは、
その後のその方の歩みの力強さが違う
気がするからです。

だからと言って、私がその方に
自分の考えで「気づくべきだ」ということを
気づかせようというのではありません。

私はその方がどう在るべきか、なんて
知りもしませんので。

ではどうやってセッションを導いていくか
というと、やはりその方の中から出てくるものが
それを教えてくれるんですね。

やり取りをしていく中で、
その方が無意識に目をそらしている部分とか
不自然に感覚が消えているところとかがカギで、

そこを掘り下げていくことで、
未完了な感情とか言えなかった言葉や思いが
どっさり出てきます。

こういうところをそれら自身が流れていきたい、
在りたい形に導いてやることで、
様々なことが整っていきます。

どう在るべきなのかは、
それ自身が教えてくれるわけです。

私の経験上、何かが認識できないということは、
敢えて認識させないようにする意識が
働いている、と言えます。

たとえば、怒りが認識できないとかですね。

そこにはそれなりの深い深い事情があるので、
それを徹底的に聴いていくわけです。

そうすると、その人自身が封印した側面が
浮かび上がってくる。

このエネルギーをしっかり支え、受け止め、
完了させてやればいいのです。

深く深く自分と対話していくと、
ちゃんと自分がどう在ればいいのか
って言うのはわかってきます。

その対話のポイントをしっかりとらえられるように。
一人だと難しいのは、この部分でしょうかね~。

そういうポイントも、セッションやワークショップでは
お伝えしてますので、気になる方はぜひどうぞ~。

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