理屈では割り切れぬものを大切にする心

感情解放のセッションで掘り下げをして、
不自然にある部分の感情が感じられなく
なっていたり、認識できなくなっている
ことがあります。

リーディングをしていても、
明らかに怒りや悲しみ、不快感の感情の
エネルギーは捉えられるのに、本人には
全くそれが認識できないんですね。

それこそ、その人が生きて行くために
作り上げたプロテクションの構造で、

確かにそれがあることで
本当は悲しいときにもそれほど
悲しくならずに、そこそこ
過ごせるし、

怒り心頭でとても不愉快な時にも、
見苦しい姿を相手に見せず、
場を壊すこともなく、
曖昧な笑顔を見せてやり過ごしたり
するわけです。

そうやって、
泣き崩れることもせず、
本当は辛くて苦しくて仕方がない時も、
平然と何でもないようなふりをして
関係性を続けたり、生きて来られた
ということもあるのでしょう。

そういうメリットも確かに享受しながら、
一方でその防御の構造は、本当だったら
続けてはいけない関係性を無理やり
続けてさらなる苦しみを重ねる
ことになったり、

本来は話し合いをしながら
フェアな関係性を構築していく
学びの機会を奪ったりして、
互いに歪んだ在り様を育てて
しまうことにもなります。

何より、抑圧された苦しい感情の
エネルギーたちは、自身の心の奥深くで
じくじくと痛みを発しながら、
膿み続けているのです。

こうした状態が、その人の
日常の気分にも影響し、
自分では普通だと思っていし、

特段何があるわけでもないはずなのに、

気分が晴れない、悲しくなる、
ただ息をしているだけでも辛い、
鬱っぽくなるといった
日常の気分のベースを作っていきます。

本来は、ご機嫌さんなのが
健康な心の状態で、こんなにも
気持ちが辛いのは、体で言えば、
どこか心がけがや病気の状態になっていて、
手当てを必要としているサインなのです。

心が元気な状態になっていきたい
と願うならば、このような抑圧の構造を
解いて行かねばならないのですが、

そうなると問題なのが、
これまで得てきたメリットが
なくなってしまうということの意味が
どれだけ理解できているかどうか、
というのがあります。

ものすごく辛いはずなのに
それほどでもない、と感じていたのが、
本来の辛さが感じられるようになっても
良いのかどうか。

もちろん、その辛さをちゃんと
昇華できる状態を作っていくことと
セットで進めて行くのですが、

それまでのバランスで何とか
平穏を保ってきた関係性も
同時に変化していくので、

この辺りのバランスを取りながら
この微妙な変化の時期を乗り切っていく
ある程度の長期的な心づもりは
必要かもしれませんね。

嫌だ嫌だと思いながらも
そこから抜け出られないのには、
相手がどうこうという前に、
自分がそれを必要としている側面がある
ということをしっかり自覚することです。

そして、それが無くても
ちゃんと自分で自身を支えられる
自分を育てていくことが出来て初めて、
本当に手放すことが出来るのです。

本当に自分の人生に必要がないもの
であるなら、とっくに手離している
はずではありませんか。

頭の都合先行のシナリオで進めるのではなく、
なぜ今自分はそうなっているのか、
という奥深い事情を汲むことで、
対処の仕方も大分違ってきます。

気持ちは理屈では割り切れないですよね。

そういうのが弱さや未熟さなのだと
言う人もありますが、そういう自分も
大切にしてあげる器ができるから、
自分自身も、他者をも温かい眼差しを持って
接することができるのです。

理屈では割り切れぬものを大切にし、
適切に応答できる自分を
育てて行きたいですね。

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