信じることへの恐れと裏切りの傷

何かを信じようとして不安になるとき、
その心の奥には必ず恐れがあります。

どういう恐れか?というと、
信じたものが裏切られるのではないか
という恐れです。

だから、不安になって、
ブレーキを踏む。

恐れは、過去の痛みの記憶と
ラマナ・マハルシが言うように、
かつて実際に起こった辛い記憶が
蘇ってきたものなのです。

ということは、
その人は裏切られたことがある
ということになります。

信じようとするたびに、
心に刻まれた裏切りの痛みが
自動的に蘇ってきて、心を揺さぶるので

その人は、その傷が本当に癒えるまで、
素直に信じるということが
できないのです。

とても辛いことですね。

愛する人と、心底愛を交わし合う
こともできなければ、本質的に
自分自身を信じることもできません。

どれだけ愛されても、
親切にされても、目の前にチャンスが
ぶら下がっていても、

その厚意や愛を受け取ることが出来ず、
自分を信じて、チャレンジをすることも
できません。

人生のあらゆる瞬間にあの悪夢が蘇ってきて、
のびやかでみずみずしい体験を制限し、
奪っていくのです。

では、その人は生涯、
信じることが出来ぬまま、
制限された人生を生きなければ
ならないのでしょうか?

いいえ、そんなことはありません。

その傷も癒していくことはできるし、
もっと深くその出来事を見るなら、
自分の人生になぜそのことが起こったのか、
人生が差し出しているメッセージを
受け取ることもできるのです。

総じて言えることは、
裏切りという出来事が
自分の人生に起こったのなら、
あなたは自分自身をどこかで
裏切っていると言えます。

そう言われてピンとこなければ、
相手がどのようにあなたを裏切ったのか、
その心情、動機を見てみましょう。

あなたのことなど、
まるで尊厳を認めず、
自分勝手に良いようにして
当たり前のように踏みにじって
意にもかけないのか。

大切にする気持ちはあるものの、
何かやむにやまれぬ事情に負けて、
泣く泣く裏切ることになったのか。

あるいは、全く裏切った自覚もなく、
ただ、あなたの感性や基準と
違っているだけで悪気は無かったのか。

裏切りにも、
色々な動機がありますよね。

その相手の態度こそが、
あなたが自分自身をこのようにして
裏切っていて、自分はそれによって
とても傷ついてショックを受けている
という構図を映しています。

あなたが相手に望むことは、
自分があなた自身に望むことであり、
あなたが改めるべきところになります。

これが鏡の読み方なのですが、
ご自身を振り返ってみて、
気づくところがあるでしょうか。

人にされたらすごく傷つくけれど、
身内や、まして自分自身に対して
他者と同じように気を使ったり
大事にするということをしていない
人がほとんどではないでしょうか。

当たり前のように
自身の尊厳を踏みにじり、後回しにし、
約束を反故にし、いい加減な態度を取り、
気にもしないで過ごしていないでしょうか。

それによって、
自分がどれだけ傷ついているか
と考えたときに、それでもそれが
当然だと思うでしょうか。

人にされたら嫌なことを人にしない
と教えられた人は多いでしょうが、
それを自分自身にもしない、
ということを、ぜひ学んでください。

そして、お子さんがいらっしゃる方は、
お子さんにも教えてあげてください。

たったそれだけのことで、
その子は人から大事にされ、
裏切られることがなくなります。

人を裏切らない、誰よりも、
自分自身を裏切らないで生きるには、
何を大切にして生きたら良いでしょう。

強さとは、いかなるものであるべきか、
自ずから見えてくるのではないでしょうか。

人として、正直に、誠実に生きるとは、
ある種の強さ、優しさを身に着けること
と同義であると思います。

そのように生きる人は、
健全な自尊心を持っているでしょう。

まずは自分自身がそう在るように。

あなたの魂が清々しく、
清らかで在りますように。

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