封印を解くということ

今年は年初に母が逝き、
この夏には身内の二度にわたる
入院があり、色々、人生について
考えさせられています。

現実的に、私自身も既に
人生の後半戦に入っている年齢で、
どう生きたら本当に良く逝ける
人生になるかな、というのを
何となく考えるようになりました。

もともとあまり先のことを考えずに
生きてきたし、これから先のことも
計画を立てて云々というのは
私の性質上無理なことで、

ひたすら自分に嘘をつかずに
この瞬間瞬間を誠実に、精一杯
生きていくことを積み重ねていく
しかできないのですが、

ただ、最期の日まで
自分の役目をしっかり果たして、
ピンピンコロリで逝きたいな、
というのはあります。

色々思うところはあるけれど、
母はまさに、そのように
本人が望んだ通りに逝けたのだろう
と思います。

そこは見習いたいところですが、
見習いたくないところもあって、
そこについて、自分はどうしたいだろう
とつらつら考えています。

もっと自分自身を大事にしたいし、
もっと人間と人生を信頼したいし、
希望と喜びをもってこの世界と人生を
祝福したいと思います。

そう思ったときに引っかかるのは、
私の中にある、諦めの蓋の奥に
封印した願いのことでした。

先日もある方から、人一倍、
がっちりと抑え込んでいるものが
あると指摘されたばかりで、

あることはわかっていたけれど、
そこまで抑え込んでいるもの、
と意識をしたときに、ようやく
捉えられた感覚がありました。

意識で捉えられた瞬間から、
途端に息苦しくなってきたので、
分離というのは恐ろしいものだと
改めて思いました。

それは今に始まったものではなく、
これまでもずっとあったのに、
気付かずに普通にいられてしまう
わけですからね。

しばらく、命の呼吸をしていたら、
体の色々なところが緩み、変化し、
新たなバランスで再構築されていくのを
感じました。

少しだけ、細~く道が開いた
ように感じます。

封印を解く、というのは、
一気にパカッと開くというイメージを
持っている方も多いかもしれませんが、

封印を解いた時とは逆回転の
経過をたどって開いていきます。

封印が解かれると、
封印された時の諸々が戻ってきます。
良くも、悪くも、です。

開いた途端に、バラ色ハッピー
ではないんですね。

それをきちんと引き受け、
対処するのです。

封印するにはするに至った
様々な「事情」があるわけで、
そこを引き受ける準備ができていないと、
封印は開きません。

多くの人が、封印を解きたい
と言いながら未だ開けずにいるのは、
そこができていないからです。

もし準備ができているなら、
今この瞬間、とっくに封印は
解けているはずなのです。

自分が受け止める準備ができた分だけ
開き、また問いかけがあり、
意識が向けられ、開いていく。

その繰り返しなんじゃないかな、
と思います。

それが、一気に進むときもあれば、
少しずつ進むときもある、
ということですね。

今、少しだけ開いた糸口を辿って、
さらに自分自身の真実に下りていく。

今はその途上にいます。

悔いのない人生となるように、
今できることを精一杯やっていこう
と思います。

関連記事

お知らせ
●満月のオンライン瞑想会
2025年
8月9日(土)17:00~20:00
9月8日(月)19:00~22:00
10月7日(火)19:00~22:00
・・・
●2024年10月から開始されるレプリコンワクチンを接種された方は、対面、遠隔、無料遠隔ヒーリングをお受けいただくことはできません
・・・
●もしこちらの新サイトのブログが更新されてなかったら、 以下のミラーサイトをご確認ください。
・・・
アメブロ
https://ameblo.jp/25258pkou/entry-12734758809.html
・・・
gooブログ
https://blog.goo.ne.jp/25258pkou
最近の記事
  1. 三脈の法

  2. 無かったことにした苦しみ

  3. 封印を解くということ

  4. 第770弾 無料遠隔ヒーリング

  5. 自分の立場で出来事にどう応答するのか

カレンダー
2025年7月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  
TOP