明日の満月のオンライン瞑想会と
21日の夏至の瞑想会、
まだまだ絶賛募集中です！
⇒満月のオンライン瞑想会
⇒夏至の瞑想会
さて。
人生色々あるもので、いつ何時、
思いもしないようなトラブルや
アクシデントなどがあるとも
限りません。
そんなとき、動揺して
我を見失って動けなくなってしまう人、
そうならないようにぐっと動揺を
抑圧してとにかく目の前のことに
対処する人の、大きく２パターンに
分かれるように思います。
私自身に関して言えば、
普段からできる限り感情を抑圧せずに
対処することを意識しているので、
後者のようにはならないよう
気を付けてはいます。
かと言って、動けなくなっては
いけないので、吹き上がる感情を
受け止めながら、自分自身から
意識が吹っ飛ばないよう、
体に留まることを大事にしています。
そうしながら、瞬間瞬間、
自分がやるべきことを
しっかりできるように
集中していると、動けるし、
抑圧もしていないので、
その場では表現することが適切でなかった
感情も、適切なタイミングでわっと
溢れてきて溜め込まずに消化できます。
普段から、自分の感情を受け止める
訓練をしていないと、なかなか
感情の消化を短いスパンで解消するのは
難儀なことかもしれません。
人によっては、そのように
上手く消化できなかった感情を
何年、何十年と抱えて持ち越していく
ことも、珍しくはないですしね。
完全にそういうことがうまくできなくても、
多少なりともできるだけで、随分
人生の生きやすさは違ってきます。
噴き出してくる感情に飲み込まれて
動転してしまうと、行動が支離滅裂
になったり、とにかく誰かにすがりたく
なります。
溺れる人は藁をも掴むというように、
良心的な人に助けてもらえれば
良いのですが、
隙だらけ、というか
無防備で全開になったところを
これ幸いとよからぬ者が引っかけていく
ことも良くあるので、注意しましょう。
日頃からの取り組みがどれだけ
血肉になっているか、いざというときに
試されるんですね。
自分自身にしっかり留まった状態で、
今なすべきこと、取るべき責任を
引き受けていくことに集中します。
特に注意したいことを
挙げておくとすれば、
たとえば、明らかに自分に非があり、
誰かを傷つけてしまったとき、
ただ自分が許されて安心したいが故に
自分の在り方をどう改めたらいいのかも
わかっておらず、改めてもいない状態で
口先だけの謝罪をするのは、ひどく
利己的な行為と言えるのではないかな、
と思います。
自分の何がいけなかったのかを
根本的に深く見て、本当に改めて
初めて、謝罪を聞いてもらえる
ところに立てるわけで、
その姿を見て、傷つけてしまった相手も、
自分の受けた痛みの恨みが解けるんですね。
スピリチュアル的には、
そういうトラブルは、魂のレベルでは
お互いに合意の上で、互いの学びのために
起こると言われます。
互いにそんなにも痛い思いをしながら作った
その状況、報いられて、宝物のような
ステップに昇華させていけたら
いいですね。
黒歴史、見たくも思い出したくもない、
と封印するのではなく、しかと対峙し、
必ず昇華させて行きましょう。