些細なサインに応答する

あれから、古いブログが消えてしまったことに読者の方々から様々なメッセージをいただきました。惜しんでくださったお気持ちに、心から感謝申し上げます。

7年間一日も欠かさず綴ってきた記録は、本当に私の探求のエッセンスでしたが、カテゴリ分けなどをいい加減にしていたこともあり、かなり煩雑なものになっていたと思います。

これから新たに読者になってくださる方のためにも、分かりやすいカテゴリや解説などにも気を配っていきたいと思います。少しずつコンテンツを充実させていきますので、より多くの方に楽しんでいただけましたら幸いです。

さて。軌道修正というのは、現状を維持したいという慣性の働く人間には、なかなかに腰の重いものだと思います。

今現在、目立った問題も浮上しておらず、多少の不自由はあったとしてもそれなりに回っているのなら、わざわざ労力を費やして変えようとはしないでしょう。

けれど、心のどこかで受け取っていたはずの「些細なサイン」を無視し続けて、行動しないでいると、私の今回の出来事のように強制的に流れを止められ、方向転換を強いられるのです。

それは単に物理的な不調和だけに留まらず、精神的な傲慢さや怠惰、感受性の低さといった部分にも、もちろん及びます。

大きなアクシデントが起こる前には、必ず何かしらの「些細なサイン」が繰り返しやって来ていたはずです。本来はその段階で気づいて応答すべきなのですが、鈍った感受性はほとんどの場合、事が大きくなってはじめてその重大さにやっと気づくのです。

特に今の時代は、潜在していたものが顕在化し、次の時代に持って行けないものを手放す流れが本当に加速しているので、サインが大きくなるのがとても速いです。

私の例で言えば、日常の中でふと目に留まったものを素通りすると、後で必ず余計に手間をかけて戻って来ては修正することが多くなっています。

たとえば、外出先で帰りにあるお店で買い物をしようとしていたとします。ちょうどそのお店の前を通りかかって「何となく気になった」けれど、荷物になるから後にしようとスルーします。

すると、帰りは忘れてしまって駅まで行ったところで思い出し、慌てて引き返したけれど、その時には目当てのものは既に無く、結局別のお店まで行かなければならないといった具合です。

この様なケースでのポイントは、「何となく気になった」というところです。意識はちゃんとサインを拾っていたのです。それなのに、それを思考で「まぁいいや」と掻き消してしまいました。

あなたもそんなことをよくやっていませんか?これ、かなり注意すべきポイントだと思います。

多少流れの効率は悪かったけれど、さほど影響がない程度だからといって、甘く見てはいけません。

現状に問題がないということで安心すべきなのではなく、些細なサインの内に応答できないという精神的な在り様こそが、直ちに改められるべき重大な問題なのです。

このことを意識して過ごすと、ものごとの流れがとてもスムーズになります。スルーしかけたときも、少し戻ってでもサインに応答しておくのが良いようです。

気づきに蓋をしてスルーしてということを繰り返していくと、強制的な軌道修正を促す出来事も、より大きく深刻になっていきます。それを取り戻すのも、気が遠くなるような時間とエネルギーが必要になるでしょう。

反対に、気づきに即座に応答していくと、ポジティブな流れも加速します。どうせなら、こちらの方が良いですよね?(^^)

繊細に繊細に、気づきを拾っていく感性を磨いていきましょう。

そんな在り方は、あなたも心地よく嬉しいし、宇宙も嬉しいのです。

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