最も深い痛みの感情を内なる静寂で支える

一筋縄でいかないことの多い人生、多かれ少なかれ失望や不安を抱えながら日々を過ごした経験がある、あるいは今まさにそうであるという方は少なくないと思います。

起こっている出来事の深刻さのいかんにかかわらず、何もなくてもあっても、私たちは失望したり不安になったりすることがあります。

そうした感情が浮上しているときはどうにも落ち着かないもので、何とかしてこれを収めようと話を聞いてくれそうな人を捕まえては吐き出したり、何か全く別のことをやって気を紛らわせたり、原因と思われるものごとを収めるために良いと思われることを手あたり次第にやって見たりと、とにかく駆り立てられるように行動します。

落ち着かないエネルギーに逆らって、その中で落ち着いて自身の静寂に向かうというのは、なかなかに至難の業でしょう。

駆り立てられるエゴは、とにかく費用対効果、コスパ、それをやったらどうなるのか?を知りたがり、それが分からないと無意味なものだとみなしますし、明確にそれを示してくれるものに対して、むやみやたらに飛びついてしまうこともよくあります。

自身の内なる静寂に向かうことは、そうしたエゴの衝動的な在り方とは真逆のことで、明確にコスパや未来像をしてしてくれることはありません。

確かに、そうした在り方のメリットを説明してくれるものはあるかもしれませんが、エゴの頭で理解できるような形で原因と結果、こうだからこうなるというような説明ではないでしょう。

内なる静寂は、そうした直線的な因果律で説明できる働きをはるかに超えた働きとパワーを持っているので、エゴの理解の仕方にはそぐわないのです。

ここが私たちを内なる静寂に向かわせる弱点でもあり、一方でそのことは私たち自身の在り方を試す関門と言えるかもしれません。

つまり、エゴの理解を超えた在り方に根本的に移行していくことに同意するのかどうか?と言う問いかけです。

在り方への問いかけは、頭で答えることはできません。自身の存在のあらゆるレベルをかけた実践によって、応答していくものです。

落ち着かない感情のエネルギーが浮上する中で、自身の静寂に向かうという通常あり得ない在り方を実現するには、それなりのプロセスがあることと思います。

私自身も、日々数えきれない失敗と挫折を繰り返しつつ、ただ諦めないことだけで何とか歩みをつないでいます。

最近は特に「ダメな自分」に向き合うことが多いのですが、「ダメだなぁ」という失望感などが浮上するときは決まって頭の中に思考があれこれ駆け巡っているので、その中で何度も何度も、内なる静寂に意識を向けるということをしています。

なかなかできないものですけれどね。最も深い痛みの感情を、内なる静寂で支えるというようなイメージになるでしょうか。

これは、今までたくさん感情を受け止めることをやってきたから、できないなりにも、たぶんここまでできるようになったのだろうと思うのですが、しっかり静寂に留まれると、さざ波立つ感情の不快感がす~っと落ち着いていくのが分かります。

この原理、場の浄化にも使えそうだなと、直感的に思いました。あるいは、時空を超えた癒しにも。

古今東西のマスターたちは、きっとこうして世界に尊いバイブレーションを送り続けてきたのでしょう。

よく、聖者は行動することによってではなく、ただ静かに座すことによって、偉大なる働きをしているのだということが言われます。

それに対して、いつの時代も「そんなのあり得ない!聖者も行動すべきだ!」という意見があったりして、一体聖者が何をしているというのか?と理解できない人も少なくはありませんでした。

けれど、確かに静寂のパワーは人の行為よりもはるかに凄まじい、桁違いの働きをしていました。

自身の内なる静寂が自分を超えて広がっていくのを感じながら、何だか変容が起こっているようです。まぁ、起こることとともに居るとしましょう。

内なる静寂のブラックホールに引き込まれそうな感じがしていますが、しっかりそれを実況中継する左脳が働いているところがまた私らしいと言えば私らしいのかも。(^^;

エネルギーが落ち着くまで、ちょっとかかりそうなので今日はこのくらいにしておきます。

満月を前に、色々始まっているようです。

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