金運と男性性・女性性のテーマのワーク

昨日は少し時間が取れたので、先週の無料遠隔ヒーリングのテーマでまだ取り組んでいなかったお金のテーマをやっておかなければ、ということで遅ればせながらセルフワークをしてみたところ、家族や男性性・女性性のテーマへと広がって行ったので、参考までに書いてみます。

さて、やるぞ!と準備が整い、初めてすぐに眠気が襲ってきて、眠気覚ましにエアコンのフィルター掃除などを始めてしまうなど、しょっぱなから抵抗の強さを感じていたのですが、どうにかこうにか本題に入っていくと、裕福な家庭に生まれながら両親と家の財産をひどく憎んでいる過去世が出てきました。

最初はただ、お金に対する強い憎しみだけがあって、なかなかそこから進んでいかなかったのですが、しばらく「お金が憎い、こんなものが無ければよかったのだ」(おいおい…(^^;)という思いをつぶやいていくと、出てきたのがその過去世でした。

どこかヨーロッパの上流家庭で、そこそこお金があって裕福だけれども、父親も母親もともに外に愛人を作って家庭生活は破たんしているという家の長女というポジションでした。下には妹と少し年の離れた小さな弟がいるようです。

お金があるから両親とも外で好き勝手なことをしているのだという思いと、年頃の少女だけあって、父と母の男性と女性としての側面を見てとても嫌悪感を感じていました。

その嫌悪感の奥に在るものをじ~っと見ていくと、男性への恐怖心と、女性という存在に対する激しい拒絶と憎しみの様な感情が見て取れました。

そう言えば、今世において、これらは私の人生で時折顔を出していた感情でもありました。

普段はそうでもないのですが、ふとした瞬間に女性、特に妊婦さんに対して、自分でも理由が分からないままに何とも言えない嫌悪感が浮上することがあったのです。

本来は大切に扱われるべきである事柄にもかかわらず、妊娠、出産、赤ちゃんの育児のプロセスに、複雑な嫌悪感があるのです。だから今生ではこれらはパスしているのでしょう。(^^;

その嫌悪感をさらに深く見ていくと、最初はひたすら嫌悪感と拒絶感しか出てこなかったのですが、多分遊郭のようなところで暮らしていた時代の、歪んだ女性性の諸々の念が感じられました。

自分の過去世なのか、どこかの集合意識につながっているのかはっきりと分からなかったのですが、ただその時空間の中では、健全な女性性ではなく、極度に歪められた女性性のあらゆる側面が見て取れました。

そこまで自分を歪めなければ生きていけない世界で、悲鳴を上げている女たちの心の中は、当然のことながらひどく混乱し、痛みを抱えていました。

いつものワークとは違ってなかなか感情のエネルギーが捉え難かったのですが、なんとか痛みの感情に命の呼吸を送っていくと、少しずつ変化が見られました。

ある面が良くなったかと思うとその奥からハートを串刺しにされたかと思うような鈍い痛みが出てきて、さらにそれを見ていくと、徹底的に自尊心を打ち砕かれた口惜しさや悲しみが出てきました。

こんな風に、何重にも傷つき、アイデンティティを保つのも難しい状態で生きてきたのですね。女として生きることの、身を引き裂かれるような苦しみがそこにありました。

少しずつ、命の呼吸とともにそれらを身体で受け止めていきます。

自分を拒絶し、自身の人生を否定しながら生きることは、とても辛いことです。もし拒絶し、否定しなかったら、本当に自分がダメになってしまうと信じているのでそうしてしまうのですが、本当は認め、受け入れた方がずっと楽に自身のバランスを取って行けます。

自分が何になっていたのかを認めないと、それを癒すことも、次に進むこともできないのです。

身体の奥の方で捻じれていたエネルギーラインが浮上しては、ぐるぐる動きながらエネルギーを放出していきます。

なかなか捻じれたエネルギーが解き放たれて行かない時は、そこに「認めたくない」という思いがあることが分かってきました。それを「認める」に変えると、しこりは解けていきます。すると、変に頑張っていたところが弛んでとても楽になっていきました。

また、自分の感情の責任を自分で取らず、誰かに何かしてもらうことで埋めようとすると、必ずその目論見は失敗し、深い失望感を味わいます。そしてそれを味わうきっかけを作った相手を恨むようにもなるのです。これも、根本的に、自身の感情の責任を果たすように転換して行きました。

必死ですがりついているものを手放すのは、とても勇気が要ります。その瞬間まで、それが自分を支えてくれていたわけですから。けれど、支えを失った自分を通過することでしか、到達できない在り方もあるのです。

大分ボリュームのあるエネルギーでしたので、ここまでで結構時間がかかり、残っている分はまた次回に回すことにしました。

それでも、ここまでのワークで随分各場面の感じ方も変わり、最初に見えた破たんした家庭生活の家族は両親も家にしっかりいて、そこそこ仲睦まじい様子で生活を営んでいるビジョンが見えました。

歪んだ女性性の世界の女たちも、以前ほど荒れておらず、幾分朗らかに、そして品位を持って過ごしている様子に変わっていました。

入り口だったお金のテーマも、振り返ってみると、お金を憎んでいた少女は機嫌よく過ごしているようです。男性性・女性性、お金が絡んだワークでしたが、途中でもここまで変化できたので、私の実生活でどれだけ変化しているか、楽しみに見てみたいと思います。

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