死と再生のプロセス

昨日は感情解放ワークショップでした。
お集まりくださったみなさま、
ありがとうございます。

昨日は常連の方々にお集まりいただいたので、
前回から引き続き、「追い込める人は
ギリギリまで追い込む」スパルタ方式で
誘導させていただきました。(^^)

肚を決めないと、
開くものも開きませんからね!笑

私も伝えたいことを曖昧にすることで、
みなさんに無用な遠回りをさせて、
痛みを長引かせたくはないのです。

みなさんが最も逃げているところ、
認めたくないところにピンポイントで
狙いを定めて、在り方を問う、
ということをしていきました。

逃げたければ逃げてももちろん
それがダメだというわけではありません。

でも、それはあなたの魂の願いを
生きる方向に近づくことなんでしょうか?

よくよくご自身のハートに
問うていただきたいのです。

恐いから、と言って
いつまで逃げ続けますか?

あなたは、何をしにここに生まれて
来たんでしょう?

ぼんやりとやり過ごすのではなく、
自分自身でそれを問うてください。

隠し、誤魔化して痛みを避ける方法は、
緊急避難的なやり方です。

どうしてもそうやって過ごさなければ
生きていかなかったときも
あったかもしれません。

けれど、それをずっと続けるのは
健全な在り方ではありません。

時期を見て、ちゃんと避けて通ったものを
生き直さなければならないときが
来るでしょう。

逃げ続けることで、痛みを回避できた
と思うのは錯覚です。

そのことで、どれだけ自分をゆがめ、
分断させたその痛みに自身が苦しんでいるか、
無視できないほどに思い知るときが
やってきます。

あまりに受け入れがたい出来事が
起こったとき、私たちはしばしば
誰かや何かを悪者にして、憎むことで
自分を支えることがあります。

あいつが私を傷つけたんだ!
あんなやつ消えればいい!
悪いのはあいつだ!
全てはあいつのせいだ!

と憎しみをぶつけることで、
自分の痛みや見るべきものを見なくて済む
ということもあるんですね。

こうして、この痛みは自分の内に
癒されることなく滞り、しこりのように
なってしまうのです。

そういう状況の中で、
自分自身の正当性に固執して
差し出された気付きのメッセージを
頑なに拒絶し、聞く耳を持たない
頑固さを見かけることが良くあります。

私が悪いんじゃないわ。
あいつが悪いんだから!
って譲らないのですね。

絶対にそこから降りてこようとしない。
でも、その出来事はその頑固さ、傲慢さ、
意固地さを打ち砕くために
やってきていたりします。

もしあなたがそうした頑固さに気づかず、
自身の正当性に固執し続けるのなら、
差し出されるメッセージの音量は
大きくならざるを得ないでしょう。

すなわち、引き寄せる出来事の質が
より重大で深刻なものになっていく
可能性があるということです。

既にそんな出来事を経験していますか?

様々な方の感情解放ワークを誘導
させていただいて、私は多くの方の口から
まったく同じ言葉を聞いてきました。

それは、もしこの出来事を認め、
この感情を受け止めてしまったとしたら、

自分がなくなってしまう。
自分が壊れてバラバラになってしまう。
自分が自分でなくなってしまう。

というものです。

壊れてしまったり、いなくなったり
してしまうのは、どの自分なんでしょう?

あなたは、本当は完膚なきまでに
壊れなくてはならないのです。

神や、誰かや何かを呪って
我が身を振り返ることのない人、
自身の責任から逃げ続ける人は、

その傲慢さ、意固地さ、頑固さが
崩壊するまで、叩きのめされるでしょう。

それは、断じて罰ではありません。
崩壊しなければ、あなたが苦しいのです。

壊れてしまう!と必死で守ろうとしている
その自分こそが、この苦しみの根本だとは
なかなかに気づけないものです。

どれだけ憎まれようと、
あなたが本当の愛に目覚めるために、
あなたに血を吐くほどの苦しみを
与えてよこすその存在の思いを、
あなたは知ろうとしたことが
あったでしょうか?

決して偽物に安住させない
断固たる愛の激しさ、深さ、厳しさを、
どれだけ知っているというのでしょう?

あなたはどれだけ本物の愛がほしいと
願ってきましたか?

今まさに、それが目の前に在るというのに
スルーし続けてきたのは、あなた自身
ではなかったでしょうか。

本物の愛を知りたいと願うのなら、
それに気づき、見抜くだけの力量を
身につけたいものだと思うのです。

優しく、心地よいものばかりが
愛なのではない。

時に、自分自身が崩壊してしまうような
体験の中から、新たに、より大きな器に
生まれ変わっている自分を発見することも
あるのです。

そのとき、悪と見えたものが実は、
計り知れない愛だったと、
あなたは気づくでしょう。

けれどそれは、経験しないと本当には
わからない領域です。

まさにあなたは一度死んで、生まれ変わるのです。

この死と再生のプロセスを
自分が通り抜けていくことを、
あなたは受け入れるでしょうか?

内なる神を見据えて、肚を括れたら
始めていきましょう。

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