みんなが笑顔になる道を選ぶために

前日、気に病んでいた案件のワークを
しましたが、まだ途中にもかかわらず、
翌日するっと動きがありました。

やっぱりワークすると展開が早いですね~。

凝り固まってどちらも譲らなかった姿勢が、
「そういうことだったんですね!
それじゃぁもう少し話してみましょう」
ということになり、

これで双方にとって良い落としどころに
落ち着いてくれれば、と期待をもって
ひとまず展開を見守ることにしました。

自分が頑なになっているときは、
相手も頑なになります。

ガチガチの心を緩めて、
「実は私、こんな気持ちだったんです。
あの時、こんな風に感じてたんですよ。
だから、こんな風にしてほしかったんです」

と伝えると、それなりに返ってくるものが
あるでしょう。

自分が本当に聞く耳をもって誠実に応答
しようという姿勢ができていれば、
相手は必ずこれに応えてくれます。

逆に、「攻撃される!」という意識で
相手を拒絶していれば、相手も同じように
出てくるでしょう。

自分としては、一体どんな関係性で
ありたいのか。

「私は絶対に譲らないわよ!」と延々
戦い続けたいのか、それとも、実は
仲良く分かり合い、気持ちの良い関係性を
築きたかったのか、「そもそもの望み」に
立ち返ってみる必要があると思います。

そこのところがフォーカスするところを
誤って、こじれてしまうことって
結構あるんじゃないでしょうか。

交渉するときは、win-winになるように、
とよく言われますが、誰も損しないで
みんなが気持ち良く納得できる結果を
得る道って、絶対にあるだろうし、
そうしなくちゃいけないと思うんですよね。

そうでないと、私はこんなに譲らされた!
っていう思いがあとで必ず禍根になる
でしょうし、そうやって誰かが泣いて
まとめた案件は、結局いいエネルギーを
生まないのです。

これも以前から何度もお伝えしている
話なのですが、昔、ある金融関係の会社を
経営されていた方とお話をしたときに、

「誰かを泣かせて得たお金は黒いお金だ。
そういうお金は、後で絶対にトラブルに
なったりして、訴訟費用や事後処理の
費用が掛かって、結局マイナスになる。

けれど、みんなが喜んで感謝して
払ってくれたお金はそういうことはなく、
自分やみんなをもっと楽しませてくれる
力強いパワーを持っていて、より大きな
お金を連れて戻ってきてくれる」

と話されていました。

なるほど~って思ったのですが、
どこかで誰かが犠牲になることで成り立つ
一部の調和や利益は、

みんなが調和して生まれるものとは根本的に
違う成り立ちをしていて、
性質も全く違うものなのだと思ったのです。

これはお金だけに限りません。

よく、「私さえ我慢すればすべて丸く
収まるんだから」と言って飲み込んでしまう人が
いますが、これは大きな誤りだということです。

せいぜい目先は収まるかもしれませんが、
それが後に大きなしこりとなって、
必ず調整させられる場面がやって来るでしょう。

では一体、みんなが笑顔で納得できる状況に
どうやって導いたらいいでしょうか?

面倒に思えても、自分の中に聞く耳の
スペースをしっかり持ったうえで、
相手と胸襟を開いて話をすることです。

大抵、対話をする際に
「相手はまったくわかっていない。
何を言っても話が通じない」と不信感を
抱くのは、このスペースがないためです。

最初から結論は決まっていて、
変わる余地も全くない。
ただ決定事項の事後報告だけがされる
といったとき、

「それは対話じゃないでしょ!
私の存在を全く無視している!」
という憤りを生むのです。

こういうやり方をするケースって、
社会的にもたくさんあるんでしょうけれど、
最も下手な、最悪の方法だな~って思います。

自分の思うとおりに寸分たがわず進めないと
気が済まないから、相手の話なんか
聞く必要もないし、聞きたくもない
ってことなんでしょうが、

そんな風にするほど、たとえ一時的に実行
できたとしても、最終的には思うようには
ならなくなるでしょうね。

そういう出来事に被害者の側として遭遇
したときは、多分、間違いなく自分の側にも
こういう気持ちがあるでしょう。

何度も言うように、「鏡」ですから。

そこに気づいたのなら、まずは自分の側の
在り方を改めることです。本当にそれが
できたなら、その瞬間から流れは変わります。

「鏡」は、1週間後とか3年先に変わる
とかではなく、その時のあなたを瞬時に
映すので、変化も瞬時に起こるのです。

相手が頑固なわからずやだと見えるのなら、
あなた自身が今、そんな頑固なわからずや
なのだということです。

意地を張っているより、
「鏡」をうまく使って自分の欲しいものを
さっさと手に入れた方が、よほど賢明で、
かつ楽しいと思いますよ。

まぁ、世の中には意地を張ることに
自身のプライドと命を懸けているのかとさえ
思えるような人もたまに見かけますが、
何が勝利で、何が敗北なのでしょうね。

よく考えて見ることです。

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