一なる命の呼びかけ

怒涛の10月を駆け抜けて、そのままの勢いで
11月になだれ込んだみたいな月初めでしたが、

気が付けば今年もあと2か月。
そろそろ来年の足音が聞こえてきましたね。
(え?まだ聞きたくない?笑)

今年、様々な揺さぶりを受けて、
人生の大浪小波に翻弄された方も
少なくなかったんじゃないかと思うのですが、

ヘロヘロになりつつ、一方で磨かれ、
輝きを増したものが現れてきたり、

あれもこれもで訳が分からなくなっていたのが、
突風で余計なものが吹き飛ばされて、かえって
すっきりしちゃった方も、実は多いのでは
ないかな~?なんて思うのであります。笑

渦中に在る時は辛くて大変だけれど、
過ぎて見れば、結局良いことしか起こってなかった!
のかもしれませんね。

まだまだ渦中で抜けてませ~ん!って方も、
渦中だからこそできること、なされることが
あるのですから、

願わくば、そんな自分を
「面白がって」生きてみたらいいのかも。

この「面白がる」って、最近亡くなった
樹木希林さんの言葉なのですが、
なんかね、すごいな~って思うのですよ。

打ちひしがれてずたずたになっている自分を
「面白がる」。

これと言ったとりえもないし、容姿がイケてる
わけでもない、むしろその反対の自分を
「面白がる」。

ものすごい失敗をして、
大切に積み上げてきたものをすべて失った自分を
「面白がる」。

愛していたはずの人に裏切られた自分を
「面白がる」。

魂レベルからじゃなきゃ、なかなかこんな視点、
持てないですよね~。

でも、ドツボにはまっているとき、
こんな視点を意識できたら、
随分心も軽くなるでしょうね。

無理に自分を上げる必要なんて、
ないですから。

みんな、少しでも良くなろうとして
優等生のような理想像を描いて
頑張るけれど、

もしそれが実現したとして、
本当にそれで自分は幸せなんだろうか?

そんなことのために、自分の大切なものを
切り捨て、押さえつけて
一体何を得ようとしているのでしょうか?

でも、そうしないと生きていけないんだから
って言い聞かせて自分に鞭打ってませんか。

そうして自分にかけた呪いのような呪縛は、
まさに自分をがんじがらめに縛っています。

それは、誰がかけたものでもありません。
自分でかけているだけです。

ならば、自分で解けるはずですし、
解いても良いわけです。

よくセッションなどで
こうしたプログラムが入っているとき、
私が「じゃぁそれ、自分で抜いてください」って
誘導することがあるんですね。

すると、「え、それ自分でできるんですか?
やっていいんですか?」って驚かれる方が
結構いらっしゃいます。

だって自分でかけたんですから、できて当然ですし、
誰の許可がいるんでしょうか?

お母さん?お父さんでしょうか?
今更それ、要りますか?笑

そういうと、みなさん納得されて、
誘導に従って解いていかれますね。

そして自分を縛っていたものから解き放たれた後、
これまでとは違ったバランスの中で、
自分の在り方を整えていくわけです。

「糸の切れた凧」では困りますからね。

呪縛も、苦しい反面、それで自分を支えている
側面もあるわけです。

その支えているものは、多分次に行こうとするときは
手放していくべきものです。

それを持ったまま、次には行けない。

頭でわかっていても、実際にそれをやろうとしたときに
何が起こって来るのかは、実際やってみるまで
気づかないでしょう。

よく、その先のことまで先に聞いておこうとする人が
いるのですが、自分で試行錯誤しようとしない人に
いくら説明しても、無駄なことです。

少なくとも、何かしらやってみて
どうしても行き詰ってから聞くべきでしょうね。

思うに、これからの時代は、
自分自身の命の深いところに心を澄ませていくことは、
全ての人にとって必要不可欠なことだろうと思います。

ここにチューニングする。
そして、ここから生まれてくるものを
生きていくのです。

誰かが作った理想像にいかにはまるかに
血眼になるのではなく、

自分自身の命の声を聴き、
本当にそれを生きていくのです。

私は、自分自身もそのように生きていきたいし、
そのように生きていこうとしている人を
サポートし、寄り添っていきたいのです。

命って、実は個々のものではなくて、
全部で一つだと私は思っているのですが、

それは例えばミツバチのように、
一匹一匹の個体のようでいて、
全部でまるで一つの生命体として機能している
みたいなイメージです。

一匹だけでは生きていけないし、
生命として成り立たないけれど、
一見不完全に見えるその姿が、
全体としては完璧に機能しているわけです。

それこそが、日本の八百万の神の世界観、
一神即万神、万神即一神ということ
なんだろうと思います。

だから、私たちは一人ではない。

個人の意識をぐっと広げて、
一なる神の一部としての自分に
チューニングできたら、

人生はすごく変わるのだろうな、
と思います。

今、この一なる神の意識は、
私たちにそのことを気づくように、
強く促しているような気がしているのです。

その呼びかけに、
深く応えていきたい。

そう思うのです。

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