混乱し、圧倒されるような感情を統合する

昨日は感情解放ワークショップでした。

朝起きたときは屋根にうっすら雪が
積もっていたので、どうなることかと
思いましたが、みなさん無事においでくださり
ありがとうございました。

ワークショップに見える方は、
感情の抑圧が非常に強い方が多いのですが、

本気で自分に向き合っていけば、
固く封印した扉も開いていけますし、
様々な感情を受け止めていける自分軸も
必ず立てていけます。

参加された方が本気で自分に向き合えるように、
毎回私はみなさんに本気で問いかけを
していきます。

今あなたがしている選択で、
現状はこうなっているけれど、
それであなたの望んでいたことは
達成できているだろうか?

できていないのだとしたら、
あなたは今、どうしたいのだろうか。

そして、それを「やる」と
言えるだろうか。

かつて、自分がした様々な選択から
今のその在り方ができています。

感情を感じることをやめるとか、
自分を罰し続けるとか
自分の気持ちを表現することを止めるとか、
誰も愛さないことを決めたとか。。。

人はしばしば、幸せになりたいと望みながら、
無意識の心の奥底にこういう思いを
持っていることがあるんですね。

そんな風に決めたのも、
自分がそれ以上傷つかないため、
自分を守るためです。

でも、その守り故に生き辛く、
幸せになれていないのだとしたら、
その選択を見直さなければなりません。

すると、別の在り方をするためには、
整えていかなければいけないことが
見えてきます。

たとえば、
傷ついた気持ちを癒すことや、
誰かのコントロールを受け入れて、
代わりに守ってもらうことをやめること、
或いは自身の深奥の力を使うと決めるなど。

今まではできていなかったでしょうし、
そもそもそんな概念すら
なかったかもしれません。

在り方を変えようとするならば、
変化した自分がしかと自身を支えられるように
様々な構造改革が必要ですね。

古い自分を崩しながら、新しい自分を支える
柱を立てていくわけです。

こうして新たな自分が
無理なく生まれていきます。

けれど、こういう道筋を立てて進めようとすると、
頭で納得していても、多かれ少なかれ
その流れに竿さすような、言いようのない
モヤモヤを感じたりすることもあります。

そのモヤモヤを掘り下げて、
何が不安なのかと聞いてみると、

自立してしまったら孤独になってしまうとか
誰かに責められるような気がするとか
色々出てきます。

それらは根拠のない思い込みのこともあれば、
過去にした嫌な経験から来ているものも
あります。

後者であれば、出来事の中にわだかまった
感情のエネルギーに対処すればいいですし、

前者であれば、ハートに
「私のこの恐れは真実だろうか?」って
聞いてみると良いでしょう。

ハートは「NO」って答えるでしょう。
その答えだけで、恐れが消えることも
あります。

最近はみなさんのワークを誘導するとき、
自身を癒す力に意識を向けてもらうように
しています。

感情のエネルギーが自分を飲み込んで
しまいそうに感じるときも、

しっかりその体感を捉えて今ここに留まり、
命の呼吸をしていれば、飲み込まれずに
受け止めていけます。

自分の体から離れてしまうから、
受け止められないんですね。

受け止める力は潜在的に持っているのに、
それを生かす意識の使い方ができていない。

ワークで意識のポジションが大事というのは、
こういうところでも言えます。

だから、私の誘導は、みなさんが持っている
潜在的な力を使えるようにするための、
意識のポジションのサポートと
言えるかもしれません。

圧倒されるような感情のエネルギーで
混乱し切った方の意識を感じて見ると、

上下左右もわからず、まるでどこか
宇宙空間をさ迷って溺れているかのように
意識がよって立つ基盤を見失っているのが
感じられるときもあります。

そのように圧倒されるような感情を
感じたのは、必ず地上のどこかの空間で
体験しているはずなので、

まず意識を体に戻してあげて、
自分が本当はどこにいたのかを
特定します。

こういうのをやるのは、
過去世のストーリーの場合に
多いかもしれませんね。

自分が誰で、どこにいるのか、
どうしてそこにいて、何が起こったのか。

体で少しずつ混乱したエネルギーを
受け止めながら、ストーリーを
辿っていくんですね。

ストーリーを明らかにして行くのは、
その中でわだかまっている感情をより詳細に
掴むためです。

そして、様々な周辺の登場人物の意識の中
にも入ってみて、彼らの行動の動機となる
感情も統合していきます。

そうすることで、一つのストーリーを通して、
その方自身の中に抑圧されていた複数の感情が
統合していけます。

そうするほどに、悲劇は驚くほど調和した
幸せなストーリーに変化していきます。

それに伴って、今を生きる自分が
とても楽になるんですね。

今生の過去であれ過去世であれ、
過去を知り、そこに向き合うのは、
本当に今この瞬間を生きるためです。

感傷に浸るためではありませんし、
まして現実逃避のためではありません。

かつて自分が逃げてきたものを
しっかりと受け止め、完了させて、
今を深く深く、生きていきましょう。

責任を果たしたものの清々しさで、
日々を生きていけますように。

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