自由と制限を比べたら、
誰だって自由が良い！と言うでしょうし、
自由になるためにあれこれ必死になって
抵抗したり努力したりされている方も
多いことでしょう。
ヒーリングなんかではよくブロック解除
とか言いますが、これもある種、
いかに制限を外していくか、
ということでもあると思います。
人は、制限された中で自由を渇望しますが、
一方で、今の自分のままで、もし完全な自由が
実現したとしたら、どう感じるでしょうか。
最初はその解放感に舞い上がるかもしれませんが、
そのうちに、自分がどう生きたらいいのか
わからなくて、彷徨ってしまう人も
結構いるんじゃないかなぁと思うのです。
今までは、誰かや何かによって制限されていたが
ゆえに考えなくても良かったことも
自分で考えて決めなければいけないでしょうし、
自分を抑圧する存在に対する強烈な
レジスタンス精神が生きる支えになっていた人は、
抑圧する存在が居なくなるのと同時に
生きる支えも失います。
と言うことは、
怒りや憎しみを支えに生きる人が
それを手放せば支えを失ってしまうので、
手放したがらないのと同じように、
実は、自由のために戦う人の一部は、
どこかで自由になることを避けている
ところがあったりするのかな、
などと考えていました。
だから、次々に自分の自由を奪う存在を
自身の現実に作り続け、引き寄せ続けている
というパターンになってしまう。。。
話はちょっとそれましたが、
自由を本当に喜びとともに謳歌したければ、
その状態で自分が自身を支えられる状態に
なっていなければいけません。
先の例のように、反抗精神を手放しても
燃え尽き症候群にならずに、手にした自由を
心から味わい、楽しめるように。
制限と言うと、確かに窮屈で苦しいイメージが
付きまといますが、その制限が自身の
アイデンティティの枠組みになっている場合、
制限が外れれば、そのアイデンティティも
同時に失うのです。
よく、感情解放ワークのセッションをしていて、
苦しみの元になっている感情のしこりを
手放そうとするときに、
これを手放したら「自分じゃなくなってしまう」
と言って、不安に駆られる方があります。
つまりは、そういうことなんですね。
確かに、それまでの自分では
なくなっていきますから。
それでもなお、進みたいのなら、
その自分に移行して行くことに意義を見出し、
不安も恐れも引き受けて、
進むと決めなければいけません。
ここに同意がないので、
決して居心地は良いわけではないけれど、
そこそこ我慢できる範囲なので、
不平不満を持ちながらも制限のある
今を選んでいるのではないでしょうか。
これゆえに、
自分で自身の世界に地に足をつけることが
できていない人は、間違いなく
自由になったら混乱を味わうだろうな、
と思うのです。
だから、自由と自身の人生の責任を
自分で引き受けることは表裏一体で、
切り離すことのできないものなのです。
そこに目隠しをしたまま、
自由の都合の良い側面だけを求め、
責任の重苦しい側面だけを殊更に
クローズアップして見ていないでしょうか。
感情解放ワークでも、しばしば
他者の制限を受け入れることで自分を守って
もらったり、という取引の人間関係が
出てきます。
その制限故に苦しんでいるわけですが、
自由になりたければ、相手の守護を拒否し、
自分で自分を守れるようになる必要があります。
そうでないと、結局は制限をきっぱりと
拒絶することができないのです。
このときに、深く深く自身の真の力に
つながる必要が出てきます。
自分を支える力の源ですね。
この力で自分を支えることができたとき、
私たちは相手の制限を躊躇なく拒絶
することができ、自由になります。
だから、自分の人生への責任を
自分で取るほどに、自由になっていくのです。
あなたは自由が欲しいですか？
自身の人生の責任を引き受けるでしょうか？
自身の力の源につながることに、同意しますか？
よ～くご自身のハートに問いかけて、
テーマに取り組んでみてください。
というわけで今週のテーマはこちら。
自身の人生の責任を引き受け、力強く自由を謳歌するよう最高最善に働きかける
参加される方は、
「無料遠隔ヒーリングの受け方」を
ご覧になり、 ご理解のうえ
2019年2月13日（水）17：00までに
メールまたはメールフォーム
にてお申し込み下さい。
同日20：00より順次働きかけを行っていきます。
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