善き種を蒔く

何事でもそうですが、
何を与えられたかも大事だけれど、
与えられたきっかけをどれだけ
生かす力があるかどうか、というのは
ものすごく大事な要素だと思います。

人生において、
非常に大事なヒントを与えられたとしても、
その重要性に気づかなければ、
そのままスルーしてしまうでしょうし、

自分の中に落とし込んで、
糧にしていく消化力が無ければ、
未消化のまま栄養にはなりません。

また、消化していくにも、
瞬時にそれができる場合もあれば、
何年もかけて、努力し続けて
やっとその神髄を自分のものにできる
ということもあります。

そう考えると、
何かが自分の人生を変えるほどの
影響を与えるというのは、
本当に奇跡に近い確率なんだな、
とつくづく思います。

私は、本当に欲しいものを
祈り求めるというのは
大事なことだと思っているのですが、

自分の意識をそれに向けたうえで、
本当にそれを叶えるためにできること
の一つに、徳を積むということが
あると思います。

もちろん、
具体的にそれに近づくための
努力をするということが
大前提ですけれどね。

奇跡的な出会いをするために、
そしてその出会いを有意なものに
するために、また、本当に
それを自分の中に根付かせるために、

その全ての瞬間に恩寵が働いている
わけですが、積んできた徳が、
自分の力が足りていない部分を補い、
助けてくれるように思うのです。

そんなのは迷信だとか、
ナンセンスだと言われる方も
あるでしょうが、

成功も失敗も、
努力の及ばぬ運のところが
あると思うのですよね。

その運のところに、
徳の厚さが結構影響している
ように思うのです。

祈り願う力も、
努力できる力も、
受け取る力も、
身にしていく力も、

あと一歩のところにそういう
自分を越えたところの要素が
徳によって支えられるわけです。

徳を積むには色々な方法がありますが、
お経を唱える
ジャパをする、
人に親切にする、
寄付をする、
ゴミを拾う、などなど、
自分のやりやすいところから
トライしてみると良いんじゃないかな
と思います。

もう既に長年実践されている方も
方もあるでしょうね。

やってみるとわかりますが、
実践するほどに、どういうわけか
自分の内側が清々しく整っていくのが
わかるでしょう。

心を曇らせていた垢のような何かが
洗い流されるといったことが、
実際にあるんじゃないかと思います。

だから、そういう実践を積んだ人は、
本当に人相が変わっていかれますね。

そして、
今まで気づけなかったことに気づき、
受け取り、自身の人生の糧にしていく力が
ついてくるのだと思います。

これ故に、
運気の悪い時ほど努力が正しく
身になるように、徳を積むことも
意識して行かれると良いと思います。

悪因悪果 良因良果と言いますが、
徳を積むことは、自分の人生に
良質の肥料をすき込むような
イメージです。

実りを大きく豊かにしたければ、
適度に良い肥料を追加してやることは
有効でしょう。

厳しい環境に耐えて
甘みの濃い実りをつけるにも、
ストレスを善きものに変えていく
力が必要です。

人生の厳しさの中で、
一歩踏み外せば悪の道に真っ逆さまに
なってもおかしくない状況で、
何がその人の心を引き留めるでしょう。

本当に、紙一重をわけるものを侮らず、
心しておきましょう。

自分が施した善意が、
巡り巡って誰かのまさに紙一重を
引き留める力になるかもしれません。

あなたは、善き種を蒔きながら、
いつの間にやら自分自身が
善き種そのものになっている
のかもしれませんね。

どうせ日々何かしらの種を蒔きながら
私たちは生きているのですから、
善い方の種をたくさん
蒔いていきたいものです。

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