自分の正義から離れて見る視点

ひとそれぞれ、自分の中で
大切にしているものがあると思います。

それはその人の価値観と結びついて、
その人の生き様を美しくもするし、
醜くすることもあるでしょう。

また、それは他者を判断、
ジャッジメントする基準にも
なるでしょうが、

どれだけその人にとって
大切なものであろうと、
普遍的な絶対の正しさ
というものはありません。

ある人にとっては、
世間体や人から批判されないこと、
仲間外れににならないことが
絶対の正しさかもしれませんし、

別の人にとっては、
誰に何を言われようと、
自分の思うことをやり遂げる
自由こそが、最高の価値であり
正しさかもしれません。

自分に反対意見を述べる者に対しては
頑として受け付けず、力でねじ伏せる
ことが正義の人もいれば、

忍耐強く相手の話を聞き、
互いの落としどころを探っていく
方法で調和に導いていくのが
ポリシーの人もいます。

それぞれの人がそれまで生きてきた
経験や様々な思想の背景が、
その価値観と正義の中にあるでしょう。

人が集まればその人数だけ
そうした背景に裏打ちされた
価値観と正義があり、

自分の立場や視点からだけでは、
どうしても理解できず、受け入れ難く
見えてしまうものがあります。

よく、相手の立場に立って
ものごとを見ると言いますが、
感情的な抵抗が大きいと、
それもなかなかに難しいものです。

私のお伝えする感情解放ワークの
セッションの中では、意識を
相手の体の中に移動させて、
その人が感じている感情や思いに
実際に触れて行くことをします。

抵抗感が強い人はなかなか
入れないので無理にはしませんが、
しっかり入って感じ取れると、

なるほど、そうだったのか、
と気づくことが多くあったりします。

相手の視点から見た自分が
どのように見え、受け取られているのか、
こういう感じ方だったら、そういう
態度にもなってしまうよね、
と言うのがわかり、

ひいては、その感覚が、
自分が相手を見ているときの
感じ方、反応の仕方とまるで一緒だ
ということに気づいたりします。

まさにこれが鏡なんですね。

なんだよ、あいつだけいい思いをして、
ちっともこちらの苦労なんて
わかっちゃいないんだから!

とプリプリ怒っていたのに、
実は相手から見たら、自分の方こそ
楽して自分勝手なことばかり
言っているようにしか見えなかった、
などよくある話です。

自分が一杯一杯で余裕がないと、
なかなかに相手の立場、気持ちを
慮ることも難しいですが、

ひょっとして、相手も
自分と同じ状況なんじゃないか?
と少しだけ問いかけてみることが
できたなら、別の可能性を見る視野を
広げるきっかけになるかもしれません。

鏡の像と喧嘩をしても、
不毛な永遠の平行線をたどるだけです。

自分は何と戦っているのか、
本当の願いはどうだったのか、
いったん鏡の前から離れて、
立ち戻って来られると良いですね。

争うこと、反抗すること自体が
目的でないので限り、永遠の平行線は
本来の望みではないはずです。

相手の立場に立つというのは、
一旦自分の正義や価値観を脇に置く
と言うことが必要です。

自分を支えているものを外す
というのは、確かに抵抗があること
かと思いますが、

それは、その正義こそが自分だと
強く固着しているせいかもしれません。

つまり、その美学が強烈に
自身のアイデンティティに
なっているわけです。

それが良いとか悪いとかではないのですが、
それだと、視野の狭さや排斥性につながる
危険も背中合わせで存在していますね。

そうかと言って、これを止めよう
としたときに、軸のない自分になって
しまっては生き辛さの元です。

どんな立場、角度に立っても
変わらぬ意識に気づけたとき、
あらゆる価値観や正義を自在に
ニュートラルに見て取ることが
できるのでしょう。

どこにも固着していない状態
だからこそ、そこに流れ込んでくる
エネルギーがあり、道筋があります。

あらゆる恐れを越えて、
そんな道筋が開ける在り方が
できたらいいですね。

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