様々な方のエネルギーフィールドを
リーディングしていると、
これからその方に起こってくることの
兆しが表れていることがあって、
とても興味深く拝見します。
ずっと取り組み続けてきたことが
血肉となって、ぐっと器が大きくなって
くるとき、
その方の奥深くから、
それまでなかったような質感やスケールの
何かが立ち上がってくるのが
見えることがあります。
植物が芽吹いて、花芽をつけ、
つぼみがゆっくりと大きくなり、
開いていくプロセスを見るかのように、
変化していく様子を拝見していると、
きっとこの方はこれから、
大きく活躍されて行くんだろうな、
と思えるのです。
あるいは、
そのエネルギーの変化の方向性を見ると、
今から取り組むべき課題のようなものも
見えてきたりして、それをお伝えすることも
ありますね。
一方で、良い兆しばかりでなく、
あまりよろしくない気配が
読み取れることもあって、
そういうときは、
いかにも険のある不穏な質感の
エネルギーが見られます。
ここで言うのは、
よからぬ存在が憑いているとか
そういうケースではなくて、
(そういう場合もありますが)
その人自身のエネルギーの質から
立ち上がってくる表れのことです。
いかにも何かやらかしそうだな、
という気配が出ているので、
そういうのは私でなくても、
何となく傍から見て、
危なっかしいと感じられる人は
あると思います。
隙があるとか、
よからぬことを考えていそうとか、
騙されそうとか、事故に遭いそうとか、
どことなくそういう気配がある人
と言えば、わかるでしょうか。
誰しも人は、形や言葉に表れない
そういう気配を多かれ少なかれ、
受け取って色々と感じている
ものだと思います。
そういうのは自分ではなかなか
気付きにくいですが、傍から見ると
よくわかりますね。
良い兆しなら大歓迎ですが、
よからぬ兆しが表れていたら
どうしたら良いのでしょう。
お祓いやご祈祷などを受けるのも
良いのだろうと思いますが、
一番は、自分の心を正すことかな、
と思います。
心を正すというのはどうするのか、
言われてもピンとこない人も
あるでしょうか。
昔の人は、
人として真っ当に生きることを
大事にしてきました。
何か後ろめたいことをしている人
に対して、自分の胸に手を当てて
考えて見ろ、と諭したものだし、
お天道様に恥ずかしくない
生き方をしなさいと教えたものです。
そういう昔から言われてきた
真っ当さの感覚は、その人の在り方の歪み
からくる不穏な気配を除ける指針に
なるでしょう。
その上で、そうしてもなお
やってきてしまうアクシデントや
トラブルには、大難を小難に、
小難を無難にしていく加護となりえます。
いずれにしても、
何となく調子がおかしいと自分でも
感じられるときは、
自分なりに、真っ当な自分に帰れる
「儀式」を持っていると良いですね。
たとえば、寺社参拝とか
お日様や心地よい風に当たる、
川や海など肌で自然を感じる、
徹底的に掃除や断捨離をする、
ソウルフードを食べに行くなどなど。
色々ある人生だけれど、
頑張り過ぎていたり、あまりにも
本来の自分から外れてしまったりした時に、
あぁここが自分の原点だったな、
というところに戻れるスイッチがあると、
軌道修正しやすくなります。
何にせよ、
善き兆しはより大きく開くように、
よからぬ兆しには大事に至る前に
対処できると良いですね。