癒すべきものの在り処

人間生きていれば、
様々な恐れを抱くものですが、
ワークでも恐れは感情を読み解く
重要なカギでもあります。

場面場面で様々な読み解き方を
するのですが、基本、
恐れは、過去の痛みの記憶です。

たとえば、
置いていかれることへの恐れが
強く出てきた場合、その人は
どこかで誰かに置いていかれる
経験をしたのでしょう。

愛されることを恐れる人は、
深く愛されたときに、
愛する人を失ったとか、
裏切られた経験があるのかもしれません。

セッションでは、
そうした過去の痛みの場面まで戻って
その痛みにまつわるあらゆる感情や
感覚を癒し、統合していきます。

また、恐れには別の読み方もあります。

たとえば、
周囲の人はきっと私のことを
悪く言っているに違いないとか、

意地悪をされるに違いない、
きっと私は責められる、
あの人は私を裏切るだろう等といった
恐れを抱く人がいます。

傍から見ると、
どうしてそんな風に思うのだろうと
不思議に思うくらいに、被害者意識的
妄想に確信を持っているのです。

これはどういうことを意味するか
というと、確かに、そういう
実際の体験もあるのかもしれませんが、
ワークの世界観で読み解くと、
別の景色が浮かび上がってきます。

つまり、それは鏡の法則を通して、
自分が自身にしていることを
恐れているのです。

自分のことを悪く言い、意地悪をし、
責め立て、裏切っていると
読み解けるのです。

自分の姿を相手に投影して
自分がこうだから、相手もきっと
必ずこうだろう、と見えてしまう
わけです。

頭で考えたら、そんなことは
否定したくなってしまうでしょうが、
じっくり自身を振り返ってみたら、

確かに攻撃してくる人と
同じような動機と方法で、
全く同じように自分を攻撃している
事に気付くでしょう。

もしそんな風にされるのが嫌で、
そう感じてしまう自分を卒業したい
と願うなら、

自分にしているそれらの行為を
自分が止めたらいいのです。

鏡ですから、自分が止めれば、
鏡に映っている像も、
同じように止めるでしょう。

攻撃されるから自分を守らなきゃ!
と身を固くして臨戦態勢を
取るよりも、

相手が攻撃せざるを得ない
その動機を見てみましょう。

何故相手は自分にそんな態度を
取って来るのか。

その動機は、自分が自身を
攻撃するときの理由に
等しいのです。

その動機を抱いた時の感情を
しっかり捉え、統合すると、
攻撃する動機が消え失せ、
攻撃という行為が無くなります。

すると、
自分が攻撃されるに違いない
という確信の感覚が、
消えるんですね。

実際、きちんと統合できれば、
攻撃されなくなっていきます。

このように、恐れは
そこに癒すべき何かがある
というサインなので、

良く良く掘り下げて、
核心をしっかり統合していきましょう。

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