言葉の表現に表れる在り様

無意識に使っている言葉に
その人の在り様とか深層意識が
表れていることがよくあります。

だから、
たまたまそう言っただけですとか、
特にそれに意味は無いんですというのは
そういう意味では違うんですね。

本人にしてみたら、
特段そこに意図的に込めた意味は
確かに無いのでしょう。

でもだからこそ、
ナチュラルにその人がどんな在り方を
しているのかが出るのです。

試しに、ほんの少し違う表現に
変えてみるだけでも、
ものすごく違和感を感じたり
抵抗感があったりして、
それが言えなかったりします。

それこそが、その表現が紛れもなく
その人の在り方に基づいたものである
ということを示しています。

たとえば、ここでも何度か
お伝えしてきていますが、
「~したいです」と「~します」
と言うのの違い。

あなたは普段、どちらを使うことが
多いでしょうか。

意識していないことが多いでしょうが、
「~したいです」と言うのは、
ものすごく大げさに強調して言うと、

頭ではそれ、良いなと思っていますが、
実行するまでの気持ちは実はないんです。

いつかやるかもしれないただの理想像で、
その距離感が今の自分には丁度良く、
これ以上現実に落とし込むのは辛いです。

というほどのものです。

だから、この言葉が出てくるとき、
私は、あ、この人は実践はしないんだな
と受け取ります。

一方、「~します」と言う方は、
少なくとも「~したい」よりは
もう少し自分事として受け取っている
在り方になります。

ただし、
それが口先だけの薄っぺらい響きなのか、
肚の底から矛盾なく真実の響きがあるか
によっても違いますけれどね。

「~します」と言ったら、
自分の意志と責任において、
しなくてはいけなくなります。

その言葉を、どれだけ
果たすべき自分との約束としているか、
そこに真実の響きが宿るかどうかが
表れます。

だからこそ、
本当に実行はしない人は、
「します」とは言えないんですね。

「したい」と「する」は、
一見とても似ているので
騙されてしまいがちだけれど、
天と地ほどの違いがあり、
決して同じではないということを
押さえておくと、

自分も、他人も、
今どのような在り方をしているのか
がわかります。

逆に言えば、明確に意識して
「します」と言うようにすることで、
曖昧に誤魔化している逃げ癖を断ち、
一本筋を通した在り方に変えて行くことも
できるわけです。

そういう自分に変えて行くために、
引き受けていくべきものがどれだけ
あるでしょうか。

逃げていた時にはスルー出来ていても、
逃げ道を断った途端にそれに直面
しなくてはいけなくなりますね。

口先だけの辻褄を合わせれば
それでできたことになるわけでは
決してないので、深いレベルで
在り方を変えて行く課題が
必然的に出てきます。

似て非なるもので誤魔化されぬよう。

こういうところを
詰めて見ることができないと、
自分で深めていくことはできません。

求める人は、
ぜひ今日から意識してみてください。

 

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