11日の満月のオンライン瞑想会、
まだまだ絶賛参加者募集中です！
さて。
私たちは、自分で自分を騙す
ということをやることが
しばしばあるのですが、
様々な方の自分自身への向き合い方、
取り組み方を見ていて、まさに
そのことがネックになって
なかなか掘り下がっていかない
というケースを見ることがあります。
本人はいたって真面目に
自分に向き合っているつもり
なのですが、
その姿勢自体が実はフェイクで、
本当は奥深いところに、絶対に
触れたくないものを隠しています。
本音では触れたくないから、
ワークをしていてもその部分は
無意識に避けて、
見当違いのところを一生懸命
掘り下げているつもりになっていて、
結局やっても今一つ手応えがない
ということの繰り返しになります。
本当に真実にコミットして
自分に向き合うなら気付くはず
なのですが、
本音では触れたくないので、
気付くことはありません。
本気で真実を選ぶと決めているなら、
自分がどこかで嘘をついている、
逃げていることがあるということは
わかります。
それがわかったら、
嘘をつかない、逃げるのを止める
ということを決めて、避けていた
何ごとかを受け止めれは良いのです。
それは決して、気持ちの良いものでは
ないでしょう。だから避け続けてきた
わけですしね。
そういうところを引き受ける
肚ができていないと、いつまでも
嘘をつき続けるフェイクの人生が
続いていきます。
そういう方でよくあるのは、
触れたくない何かがあるようです、
とお伝えすると、
え～、何だろう？と頭で考え、
推測を始めるんですね。
逃げるのを止めると決めてもおらず、
引き受けるべきものを引き受ける
肚もできていない状態で、
頭で考えたところで、どうして
真実に触れられるでしょうか。
そうやって、またマインドに
逃げるわけですが、本当に多くの人が、
こうして頭で考え始めるので、
在り方が大事、
とどれだけお伝えしていても、
実践と言うのはなかなかに
難しいものだな、と思うのでした。
今のこの自分の在り様で、
隠し続けてきた真実の扉が開くのか、
問うてみたことがあるでしょうか。
その明後日を見ている視線で、
及び腰で、今にも逃げ出しそうな
頼りなげな姿勢で、何かあったら
最後には自分を裏切るその在り様で、
それだけのものをを受け止めるに
足る力が出るのでしょうか。
真実の扉を開くには、
どういう在り方をする必要があるのか、
わかるような感性が必要です。
扉の奥にあるものは、
あなたの準備ができることを
ずっと待ち続けています。
扉が頑なで開かないのではなく、
明らかにこれは、それに向き合う
自分の方の在り方の問題です。
自分が隠しているその要素に、
自分がどれだけ冷たい眼差しを
向けているのか、気付いているでしょうか。
消えてなくなればいい、
ずっと出てこないで！
あなたが出てくると、面倒なことが起こる。
そんな風に思っていないでしょうか。
そしてその思いと全く同じ言葉を、
どこかで誰かから言われたことが
ないでしょうか。
それが、「鏡」なのです。
それを言われた当時、
本当はどんな風にされたかったのか。
それを今、自分自身に対して
すればいいんですね。
否定せず、深く理解して受け止める。
あなたはずっと、それを求めて
生きてきたのではないでしょうか。
あなたの人生に流れ続けてきた
孤独感、悲しみ、絶望感、閉塞感、
愛の欠乏感は、
自分が自身にする態度で
癒すことができます。
自分自身のために、
底力を振り絞って向き合う
意志があるのか無いのか、
それがカギなのです。