特別講座⑯「自身の人生の舵取りを責任をもって実行するためのワーク」(10/8)ご報告

今回は公開できるご感想をいただいていないので、
私のご報告をもって代えさせていただきます。

今回は個人セッションやワークショップなどには
お見えになったことがあるものの、特別講座は
初めての方のご参加でした。

特別講座は一日を通してじっくり掘り下げたり
エネルギーで働きかけていくので、
個人セッションやワークショップよりも
深いレベルのものが出てきやすくなります。

今回の参加者の方も、ある一定の時間以上の
継続した働きかけが功を奏した結果に
なったような気がします。

自分に向き合うこと以外にも、
私たちが何かに取り組むときに、
もうこのくらいでいいだろう、と思う
レベルがあります。

今回特徴的だったのは、
自分では十分だと思っていたレベルでは
まったく十分ではなかった。

さらにもう少し進めないと、
また同じところに戻ってしまうだろう
という気づきが何度もあったことです。

働きかけを通してその方のエネルギーを
見ていったときに、どうしても片足一本を
残して逃げ道を確保しているような感覚を
しばしば感じていました。

その片足を残したままでは、
本当に変化していくことはできないのですが、
ご本人の感覚ではもう十分やった。
だからこれでいい。そんな意識でした。

そこでイメージの中でその状態で
講座を終えて、1か月、3か月、半年経ったころを
見ていただきました。

すると、結局変化しきれずに元に戻って
もがいているビジョンが見えたそうです。

そして次に、残していた方足も全部引き上げて
100%やり切ったとしたら、というバージョンで
改めて見ていただくと、

今度は先ほどと全く違って、とてもいい状態
になっている。この状態になりたい、
ということでした。

たとえ70%であっても、普通だったら合格点に
なるのかもしれませんが、たった30%の差でも、
こんなにも大きな違いになってくるのですね。

そして、この30%を超えていく心の在り様も、
実はとてつもなく大きな差があるのです。

逃げ道を残していた時と、意を決して飛び込むこと
の違いは、そう小さなものではないでしょう。

ここをいかにして超えていくのか。

超えていきたいと思えたら、今度はその差を
埋めていくためのアプローチを徹底的に
重ねていきました。

なぜ逃げ道を残していなければいけないのか、
逃げ道がなくなってしまうと、何が恐いのか。

幼少期の体験からこれまでの様々経験の中で
味わった諸々の気持ち。

それらを二度と繰り返すまいとすることから
本人が意識、無意識的に心に誓ってきた思いを
一つ一つ改めて別の決意をしたり癒したりして
いきました。

そうしてようやく自分自身の深いところから
やって来る導き、スペースに触れるように
なっていきます。

ここに根を張り、軸を立てていくわけですね。

これができると、様々な人と深く付き合って
いっても自身を見失うことはありません。

自分の軸を保ったまま、よりダイナミックで
繊細なエネルギー交換ができるのです。

ここから、自分自身の方向性を決めていきます。

講座が終わるころ、その方のエネルギーは
見違えるほどにすっきりと整っていました。

「あのままの自分だったら大変だった!
本当に良かった」とおっしゃっていましたが、

大きな転機を迎える中、このタイミングで
参加されたことに、深い意味があったのでしょう。

その方の歩みに、祝福がありますように。

ありがとうございました。

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