世界と自分とのつながりを取り戻すためのチャレンジ

人は、希望を持つから
前向きに生きていける、
という側面もあるけれど、

希望を持つことが辛すぎて
ただ、今目の前のことだけを見て
生きることしかできない時もあるな、
ということを思いました。

最近、自分がどうなっていきたいのか
その方向性をしっかり定めることの重要性を
改めてひしひし感じているところなのですが、

ちょっと前の私は、
自分の未来像を思い描くことが
ものすごく難しくて、まるでできませんでした。

だから、たま~に業者さんとかと話をする
機会があって、「御社の事業計画は。。。」
とか聞かれると、

口では適当にごまかしても、内心
「そんなもの考えたことなんてないし~」
とか思ってました。(^^;

まぁそれでも何とか今まで
やれてきてしまったのは、
奇跡としか言いようがありません。

長いこと私は、
願望を抱くとか、希望を持つことが
恐くてできなかったのですね。

なぜ恐いかというと、
叶わないことが辛いから。

どんなに努力しても、
私にはできない。

そういうことを繰り返し味わってくると、
諦め癖がついて、やる前から諦める、というか、
やりもしない、という行動パターンに
なってしまいます。

と同時に、どこか世界と自分とのつながりが
分断されたような、世界は自分の力では
どうにもならないところ、というような
不信感と分離感を感じるようになります。

一方で、コツコツ取り組んできたことが
ちゃんとどこかで結実していく体験も
同時にあって、

それはこの世界への信頼感を抱く
土台になっています。

この相反するものが私の中で
それぞれ互いに打ち消し合うことなく、
同居しているのです。

だから、
世界やこの自分の力をある部分では信頼し、
ある部分では自分の手には負えないもの、
という分離感が複雑に入り混じって
私の心に浮上します。

少し前に、世界と自分との分離感が
どうしようもなく大きかったとき、
私は本当はもっと世界を信頼したいのだ
という強い衝動を感じました。

このままある種、投げやりに
生きていたくはないと。

自分の思いに、世界はちゃんと応えてくれるもの
であるし、そこに喜びと安心感を感じて
生きてみたい。

私の心の奥深くにある絶望感は、
世界の望みに自分が応えていかなければならない、
という、魂に刻み込まれた使命感にまつわる
ストーリーから来ているところがあります。

とても一方通行で、本当に生きる喜びからは
切り離された、報われない生き方です。

私の魂には、こういうストーリーが複数あって、
それが世界への恨みと不信感につながっていました。

(「世界」を「神」と言い換えても〇)

それ故に、この現代で生きている私は、
しばしばこの世界をどう捉えていいのか
戸惑いを覚えてきました。

そこで、再び自分とこの世界とのつながりを
どうにかして取り戻さなければならない
という衝動にかられたのだと思います。

それが、ここ最近、私的にはものすごく
高いハードルを自ら設定してチャレンジする
という一連の流れにつながっているのですが、

これまでは、期限も切らず、できなくても
まぁいいか、くらいの緊張感のない設定で
お茶を濁していたのを、

今回は明確に期限を切って、あえて白黒はっきり
つけるような設定でチャレンジしてみました。

逃げ道をバッサリ断ち切ったところで、
やらざるを得ない状況に自分を
追い込んだわけですね。

表面的な目標の奥にあるのは、
ひとえに、それを達成することで
世界と自分との確かなつながりを
再構築したかったのです。

そこは、私の人生において、
今ここでどうしてもクリアしておかなければ
いけないテーマでした。

そこがなければ、今後何をやっても、
芯の入らない、空虚な虚像になってしまうでしょう。

叶わない恐れと痛みに怯み、絶望に
甘んじていてはいけないのです。

世の中には、それほどこういう恐れや痛みが
邪魔をしないですんなり願いを叶えていける人も
います。

でも、そうではない人も、少なくはないでしょう。
むしろ、そういう人の方が多いのではないでしょうか。

私なりに、コツコツ自分の気持ちを
受け止めていくことを積み重ねてきて、
ようやく心の底にあった岩盤のような
絶望と対峙できる機が満ちたようです。

だから、しばしば息が止まりそうになりながらも、
自身の願いと希望にフォーカスを合わせることが
できるようになっています。

人それぞれ、傷のある場所や深さ、
その症状も違います。

だから、その人その人、
唯一無二の自分に向き合っていく中で、
その傷自体が自身の在り方と、進むべき道、
タイミングやペースを教えてくれるでしょう。

その歩みを卑下することはないし、
たとえ不器用であったとしても、
自分と対話を続ける限り、
人からとやかく言われる筋合いのものでは
ありません。

誰に理解されなくても、
自分が自身を見捨てず、理解し続けていけばいい。

そんなことを思いながら、今日も
自身の在りたい姿に向けて、手を伸ばしています。

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