様々な人間関係の中で、優越感・劣等感という
テーマがあります。
いわゆるリア充と見えるようなキラキラした
人の前に出ると、自分がとても惨めに感じて
劣等感で一杯になるとか、
自分よりも優れている、恵まれている人を
見ると妬ましくて仕方がないとか。
あるいは、
常に優越感を感じていられるように、
身につけるものや持っているアイテム、
肩書き、習い事に至るまで気を配っているとか、
自分には何の関係もないことでも
人のふんどしを借りてきて自分に箔を
つけようとする人、
常に人を馬鹿にするような態度をとってくる人
などなど、色々な優越感、劣等感が
ありますよね。
巷には至る所でマウンティングなんて言葉が
聞かれたりもして、何とも生きにくい世界が
あるものだな、なんて思ったりして見ています。
基本的に、優越感と劣等感は表裏の関係で、
どちらが良いとか悪いとかではなく、
どちらを抱くにしても、その根底には
自分自身への無価値感、無力感、不信感
などがあります。
そういうものが、場面や状況によって
裏が出たり表が出たりしている
というだけの話で、根本は一緒のもの
なんですね。
だから、どれだけきらびやかに着飾って
リア充を見せていたとして、そこで
優越感を感じているのだとしたら、
その人の心の底には必ず無力感、無価値感が
横たわっているということです。
だから、また自分よりもちょっとでも
優れている人の前に立てば、一転して
劣等感を抱く立場に反転するわけです。
本当に満ち足りている人は、
人に比べて、という土俵には立たないですね。
誰にでも対等に接することができますし、
純粋にその人の良いところを在るがままに
祝福し、ともに喜ぶことができます。
人を馬鹿にせずにはいられない人は、
そうしていないと自分自身の中で
収まりのつかない感情を抱えている
と言えます。
この構造についてはこれまでにも
何度も書いたことがありますが、
相手をけなすことによって下に下げ、
相対的に自分のポジションを上げます。
すると対等ではなく、立場の認識に
高低差のギャップができます。
このギャップに、収まらない気持ちを
収めているわけです。
だから、これを対等にしてしまったら、
途端に収まりのつかな気持ちが
拭きだしてきてしまうので、
こういう人は常に相手を馬鹿にしていないと
気が済まないわけですね。
だから、人を蔑むような人は、
心の内でものすごく無力感・無価値感、
惨めさなどの気持ちに苛まれているんだな、
と思ってあげましょう。
翻って、感情解放ワークの視点で
気付いておきたいのは、身の回りに
自分を蔑む人がいる、ということは
自分の中にそういう気持ちがある、
ということになります。
自覚されている方もあるでしょうが、
相手が蔑み、憎んでさえいるような
あなた自身のその要素を、実は
あなた自身も同じように嫌悪し、
憎んでさえいるのかもしれません。
そして、私はそんなんじゃない！と
否定し続けているのではないでしょうか。
自分のそういう要素に対して
あなたの取っている態度は、
相手が自分にしている態度と
同じではありませんか？
根本的にここを改めないと、
自分を蔑む人とのご縁は切れないでしょう。
ある人との縁を切って平和になった
と思ったら、また別の同じような人が
人生に現れてくるでしょう。
そして、その程度はよりひどくなっている
ということもしばしばあります。
サロンに見える方も、よくこういうケースを
お聞きします。
年々、ひどくなってるんですよねって。
そりゃぁ、無力感・無価値感のカケラ君たち
にしてみたら、サインを出しているのに
一向に振り返ってもらえないのだとしたら
声を大きくするよりほかありません。
人を蔑む人を反面教師にして
自分は決してそうなるまい、と
心に誓うだけでは、自分の中のこうした種は
解消されません。
その人がなぜ自分の人生に現れたのか、
その出来事のギフトをしっかりと受け取りましょう。
そのときに、その人の魂が引き受けてくれた
悪役を演じることの奥にある愛に気づき
受け取ることができるのです。
それに気づき、受け取らなうちは、
いくら頭で学びだったんだって思っても、
学びは未完了です。
というわけで、今週のテーマは、
自分の中の無力感、無価値感、劣等感などをしかと受け止め完了させるよう、最高最善に働きかける
参加される方は、
「無料遠隔ヒーリングの受け方」を
ご覧になり、 ご理解のうえ
2020年1月15日（水）17：00までに
メールまたはメールフォーム
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同日20：00より順次働きかけを行っていきます。
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