この世界に、何を送り出していくのか

無料遠隔ヒーリングや個人セッション、
満月の瞑想会など、様々な機会に
みなさんからのご感想をいただくことが
あるのですが、

一つ一つ、ご感想を拝見しながら、
本当にいつも様々な気づきをいただき、
考えさせられたり、励まされたり、
反省したり、嬉しかったり。

2010年からこの仕事をしてきて、
そういうみなさんお一人お一人のお声に
支えられてここまで来たんだな~
というのをしみじみ感じます。

ヒーリング、スピリチュアルという世界も
色々言われる業界ですが、だからこそ、
心していなければいけない、というのは
常に思うところではあります。

けれども、そうであっても
未熟さゆえに至らぬことも多々あるし、
手応えを感じ始めても、
また疑問や壁に突き当たり、の
繰り返しです。

ときに、自分のやってきたことは
何だったのかなぁと揺らぐこともあり、

ヒーリングに関する諸々の否定的な言葉を
目にし、耳にするたびに、

人が健やかに在る
というのはどういうことなのか、
そのためにできることはあるのか、
そもそも他者が手を出すべきところなのか、
などなど、根源的な問いを
何度も繰り返しています。

仕事の根源の動機が善なるものであること
受け取ってくださる方にとって
有益であることは当然として、

そう意図していてもなお、
自らの行為が意図したようなものに
なっていない可能性も
常に背中合わせにあるわけです。

たとえば、
善意から慈善団体に寄付したとして、
自分でも良いことをしているつもりで
いたのに、

実はその活動自体が受け取った人
にとっては苦しみの元になっていた
という事例も、現実にたくさん
起こっています。

また、そういう活動に良かれと思って
参加して、知らぬ間に苦しみを生み出す
活動の片棒を担いでしまうということも。

それと同じように、
良かれと思ってやったことだから
善いことのはずだというのは、
必ずしも成立しないのです。

ヒーリングという仕事をしていて、
みなさんのお顔が輝いていく様子や
人生が生きやすくなりましたというお声を
いただくたびに、その意義は深く感じて
いますが、

クライアントさんとの合意の上で成立するもの
とはいえ、時折、忘れたころに
この根本的な問いかけがやってくるのです。

この仕事を始めたころから、
何度もやって来る問いではありますが、

同じ問いでも自分のポジションが
その時々で変化しているので、
見えている景色も違い、
その段階での、自分なりの答えを
発してきました。

そしてまた、同じ問いが来ている
ということは、再び私のポジションが
変わったということなのでしょう。

またここから、自分なりの答えを
見つけなければなりません。

ものごとには無数の側面があり、
発する者と受け取る者の見る角度、段階、
成熟度、感性の開き具合などなどで
いかようにも取れてしまいます。

そういう関係性の中で、
何をその場に生み出していくのか、
この世界に送り出していくのか。

当事者でいるときと、
端からそれを見ているポジションでは
当然のことながらそのことの意味合いは
違うわけで、それもどう捉えるのか。

そんなことをつらつら考えていて、
結局は「私」という現象の当事者しか
いないんだな、ということに気づきました。

ある出来事の外野であったとしても、
外野としての体験をしている「当事者」
なわけで、

なるほど、それならその当事者の意識から
離れなければいい。

当事者にしかわからないことがあるのだから、
誰よりも、自身の現実を深く、
当事者として生きればいいのだと、
そんなことを考えました。

揺らぐのは、当事者の意識から
離れてしまったときですね。

様々な関係性の中で、
自分という当事者から離れずに、
意固地になることなく開き続けているって
なかなかに大変なことですが、
忘れずにいたいと思います。

この世界で、自身の最高の生きた証を
表現するために。

今日はなんだか徒然投稿ですが、
この辺で。

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