スピリチュアルにとっての人間観、国家観、歴史観について

ここ最近、私は自分の意見や信条、
大切にしていきたいものなどを
できる限り表明し、自分の立ち位置を
はっきりさせて行こうと思い、

結構デリケートな歴史認識や
政治的発言もちょっとずつ書いてきています。

これも、私にとっては相当に勇気を振り絞って
という感じなのですが、ここを避けて通っては、
嘘になるという思いから書いています。

中にはそれがご不快に感じられる方も
あるかもしれませんが、私なりに
情報を集め、考えた上での今の認識
からの発言です。

学んでいくうちに、将来、考えを改める
こともあるかもしれませんが、
今私はこう考えている、ということを
明らかにすることは、今の私にとっては
とても大事なことなのです。

スピリチュアルな活動に、
そうした内容を絡ませるのは
ふさわしくないと考えられる方も
あると思いますが、

私の中で、こうした歴史認識や国家観、
人間観や霊性というものは、切っても
切り離せるようなものではなく、
連続したものであり、

この地球で人間として生きていくうえで、
そこを無いもの、別のものとして
分離させることは、
極めて不自然なことなのです。

これまでも、私はご先祖様のヒーリング講座
などを開いてきましたし、個人セッションでも
その方を通して、ご先祖様たちの思いに
触れることがしばしばあります。

その時代時代を、私たちが今を
日々何かしらの気持ちや思いを抱きながら
生きているのと同じように、彼らも生きて、
それらが厳然として私たちの中に
受け継がれているのを目の当たりにします。

受け継がれたものをしっかり受け止め、
自分の中で昇華させていくことで、
今を生きる私たちがものすごく開き、
生き生きと輝いて行く姿も見て来ました。

そういうことを思うとき、
個人の人生は、国の命運と結びついており、
世界の大きな流れの中で起こっていて
国として、また人類のカルマのようなものも
その時代を生きた人々の中に刻まれる
ということを見過ごすことはできません。

先祖たちは、彼らの時代を生きて
それぞれに魂に刻んだものがあり、
そして私たちもまた、この時代を生きて、
何かしらを魂に刻んで次の世代に
バトンをつないでいくのです。

今、この世界で何が起こっているのか。

私たちは、刮目して真実を求め、
一人一人が行動していかなければならない
と思います。

今世界で起こっていることを
できるだけ正しく知るには、
過去の歴史を正しく認識することが
不可欠です。

何をもって正しいというのか、
と言うのはなかなかに難しい問題ですが、

歴史は常に、様々な勢力によって
工作されたストーリーである、
という認識は不可欠です。

誰にとって都合がよく、
それを人々に教育することで、
どんな人間を作りたいのか。

良くも悪くも、
歴史教育は、非常に深く
私たち自身の尊厳の意識を左右します。

だからこそ、本当に
素晴らしい人間性を持った人間を
教育するには、そこに導くべき
ビジョンが必要です。

それには、死生観、人間観、国家観が
分離することなく一本の軸を通して
流れている必要があるのです。

戦前の教育には、色々言われるけれど、
それが人々の中に、自然に醸成されていて
善き資質を育て、高めていたのでは
なかったかな、と思います。

何故そう思うかと言うと、
かつて日本が統治していた国々の方の中に、
非常に日本を慕ってくださる思いが
あることは、

当時、そうした人々に接していた
私たちの先祖の在り方、行いが、
流布されている反日教育の内容のように、
野蛮ではなかったことの表れだと
思うからです。

全部が全部、清廉潔白だった
と言ってるわけじゃないことは
ご理解いただけると思ってます。
人間ですから、色々な人がいるわけだし。

ただ、歴史は情報戦であり、
鉄砲玉や爆弾を使わない戦いの場なのです。

けれど、そういう意識がなければ、
私たち一般人は何も気づかないうちに、
その戦いに敗れ、いつの間にか
精神の牢獄に入れられ、それすらも
気付かずに小さく、息苦しく生きていくしか
なくなっていくでしょう。

過ちは厳粛に受け止め、その原因を検証し、
繰り返さないようにしなければなりませんが、
明らかな捏造や嘘によって誹謗中傷されることを
黙って放置していることは、

個人のレベルでも、国家のレベルでも、
非常に大きく、長期にわたる損失を招きます。

日本は幸福度が世界的に見ても
先進国でありながら、非常に低いですが、
そういうところにも影響してるんですよね。

決して、無関係ではないのです。

私自身、この国の戦後の歴史教育を受けてきて、
日本という国に対して、心から誇りに思う気持ちを
持つことができませんでした。

もちろん、日本文化の素晴らしさを
認めないわけではなかったけれど、
国を愛せるか、と言われたら、そういうことと
自分を切り離して捉えていたように思います。

けれど、ヒーリングを十余年やってきて、
人間と言う存在を探求してきて思うのは、

宇宙は愛です、とか、善悪はない、
と言うよく聞かれるスピ的なフレーズだけでは、
現実に地に足をつけて生きていく基盤が
非常に甘くなるように感じるのです。

このあたり、また別の機会に
書いてみようと思います。

今日は、スピやってても
人間観、国家観、歴史観を持つことは大事
って話でした。

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