力を扱うにふさわしい器を備えること

これまで、たびたび
分不相応の力を欲し、溺れることと
ダークサイドの罠について
書いてきていました。

人間の欲と弱さ、脆さ、愚かさは
古今東西、大体パターンは同じで
ポイントを掴んで見抜いてしまえば、

そこから脱し、復活していく道も
皆同じです。

真っ黒な力に溺れ、
相当に残酷で汚いことをやっている
ような魂も、その人生のタイムラインを
遡ってみれば、誰しも生まれたときから
そこまで汚れているわけではありません。

(特別な事情で魂が不完全な状態で
生まれてきている魂もあったりはしますが)

人生のどこかのタイミングで、
強い悲しみ、怒り、恥、劣等感、淋しさ
無力感等を感じて、どうにかそれを
逃れよう、克服しようともがいている時に、
魔が囁くのです。

その人は、最初は心から人々を救いたい
と願った僧侶だったかもしれないし、
ただの無力な孤児、あるいは、
ひたすら幸せを夢見たごく普通の少女
だったかもしれません。

彼らはみな、特別に際立った悪の種を
持っていたというわけでは、必ずしも
ないのです。

けれども、そういう彼らを
非常に巧妙に黒い道に引きずり込む
工作が、かなり周到に時間をかけて
行われるんですね。

最初は些細な不足感から、
それが頻度を増して、微妙に妬みを
焚きつけ、周囲への不信感を抱かせ、
繋がりを自ら断ち切るように仕向け、
歪んだ怒りや憎しみに火を注ぐように
魔は様々に耳元で甘い言葉を囁きます。

私たちが分不相応な力を求めるとき
というのは、必ずその動機に
何らかの不足感があるだろうと思います。

その力があれば、
金や権力、称賛や愛ですら、
思うままになると思って、
この世のあらゆる苦しみから
逃れられると考えるのでしょう。

けれど、ダークサイドの与える
あらゆるものは、最終的には
その人を悲劇に導きます。

一時は絶頂を得たように思えても、
心は晴れず、体も病んで、
決して幸せにはなりません。

かつては、最も大切にしていたものも
離れて行ったり、気が狂って
悲惨な死に方をするとか、
死してなお、魂がダークサイドに
囚われているとか、永劫の苦しみを
味わうことになるんですね。

セッションでも
そういう魂のストーリーに
たくさん出会ってきました。

だから、安易に力を与えられて
スーパーマンになることを
夢見ることは、非常に危険だと
私は思います。

私たちは、ただ強大な力を持てば
幸せになれるわけではありません。

力を持つことそのものよりも、
大切なのは、その力を扱うにふさわしい
器を備えることです。

そのことを非常におろそかにして
分不相応な力に飲み込まれていく悲劇が
古今東西、無数にあるんですね。

どうしたらすごい力を使えるように
なるのか、ではなく、
どうしたら正しく力を扱える器が
備わるようになるのか、
と問う人は多くはありません。

この世界で、様々な自身の才能を
開いて行こうとする人が、
しばしば直面するのが
力を誤用した魂の記憶で、
それが故にブレーキがかかっている
人も結構います。

そういう魂に刻まれた傷を
回復させていくには、
どのようにして力を誤用したのか、
しっかり向き合って原因を突き止め、
改めていくことは必要です。

そうでないと、また同じ過ちを
犯すだろう種が残るので、
恐くて力を開いて行けないのですね。

過ちには、必ずそこに、
心の隙があります。

自分にどんな隙があるのか、
明確に認識しなければなりません。

その心の隙を
魔が引っかけていくからです。

それは、実にほんの些細なこと
だったりしますが、魔にとっては
それで充分なのです。

糸口さえあれば、
いかようにも焚きつけ、
大きくしていけますから。

だから、そういう隙を、
甘く見ないことです。

厳密に見て、対処し、
種をしっかり統合していくことが
肝要です。

大きな力を身につけることよりも、
器を備えることを大事にしていけば、
力は自然に身について行きます。

魔に足元をすくわれない
自分軸が太くしっかり通るので、
ものごとの本質をピンポイントで
適切に捉え、対処して行くことが
できます。

そもそも、
適切な効果や結果を得るのに
大きな力は必ずしも必要ないんですね。

力ばかりを求める人は、
結局は、そういう力を使う
満足感が欲しいだけなのです。

つまりは、力を使いながら
自身の内の不足感を満たそうと
行動しているわけです。

何のために力を使うのか。
その動機を良く良く精査しましょう。

そして、
自分はその力を使っているのか、
はたまた、使われているのか、
折に触れて、自身のハートに
問うていきましょう。

最終的には、
自分で自身を満たすこと、
内なる導きと力に
しっかりつながった在り方をすること。

これに尽きますね。

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