筋を通す

複雑化したものごとや混乱した状況を
収めていくためには筋を通すのが
大切です。

何となくの場当たり的な対応をしていると、
後々辻褄の合わないことだらけになって
ますます混乱が大きくなってしまいます。

ものごとの筋を通すのは、意地を通すのと違って
自分の正義に固執することを言うわけでは
ありません。

筋に従うことで、
カオスの中に生き筋を見つけるが如く、
明確に今自分がどうすべきかが
見えてきます。

残すのか捨てるのか、
どこまで手を出し、どこから見守るのか、
これは自分のやるべきことなのか、
やる筋合いのないものなのか、
受け入れるべきか、拒絶すべきか、
などなど。

あらゆる判断の瞬間に筋を見ることで、
自ずから答えが出るでしょう。

セッションでも、
この筋を通すというのはとても大切で、
私はどこに通すべき筋があるかというのを
常に見ています。

筋というのは、基準と言い換えても
良いかと思いますが、私の場合は
感情解放ワークでの基本的な世界観の
5つの柱がこれに当たります。

詳細は拙書
感情解放ワークブック
をご覧いただきたいのですが、

つまりは、
自身の内に生じた感情の責任は
自分自身に在ることだったり、

いかなる感情にも、それ自体には
善悪は無いことだったりです。

こういうことを押さえておくと、
様々な複雑な事例の中で、

たとえば親子関係の中の依存で
絡み合った感情のもつれを解いていくときに
親(子供)のせいだと思っていた
その感情の責任の所在はどこにあるのか?
というのが明確になります。

そして、
自分がその感情を引き受けなければ
ならないとなったときに、
次に何が問題になって来るのか。

それまで相手に放り投げていたものを
引き受けられるような自身の体勢を
整えなければなりません。

どうやってその苦しみを受け止め、
昇華・統合させていくのか、必然的に
そういうところを細かくやっていく
流れになります。

そしてそれが完了できれば、
ぐちゃぐちゃに絡み合っていた
感情のもつれが消え、互いに自立した
一人の人間として、新たな関係性を
構築できるようになるでしょう。

通すべき筋が見えているから、
何に対処し、どう導き、どういう未来像が
待っているのか、というのを
見せることが出来るんですね。

また、統合のプロセスは
瞬時に起こるものと、
時間をかけてゆっくり変化していく
レベルのがあります。

それらを大局的に見て、
その人が今どのような状況でどの段階にあり、
ここから何をして何が起こっていくのか、
というのを見ながら、

励ましたり、ときに厳しく叱咤したり、
見守ったり、ということをしていきます。

それから、
私にとっては大切な筋であり矜持として、
私に関わる人に依存を助長するような
ことはしないこと、

その人にとって本当に必要なことであるなら、
言いにくいことであっても、
伝えることがヒーラーとしての責任
であること、

自分の手に負えない案件に関しては、
最初から明確にお断りし、
関わらぬこと。

このように、
筋を通すことの中には、
ときに非情とも見えるような態度を
とることもあるでしょう。

けれど、
情に流されて筋を曲げることの方が、
後々余程深い傷や混乱となって
関わる人も、自分自身も傷つくのです。

短期的な目線で見たら、
一時的には混乱が起こったり、
余計に傷が深くなったように見える
こともあるかもしれませんが、

それでも
筋を通しているときの感覚は、
そうでなかったときと違って
どこか清々しく、安心感があるのが
特徴です。

だからこそ、
それが必要なプロセスであることが
感覚的に信頼できて、希望が持てるのです。

とは言え、
筋を通すにも、勇気が必要ですね。

肚を括らなければ、
容易に流されていくでしょう。

頭でわかっているだけでは、
ダメなのです。

毎瞬、筋を自分で体現しながら
生きて行くことで、
そういう在り方が身に付いてきます。

誘惑はそこかしこにあり、
飲み込まれてずるずる沼にはまっていく
人は多いです。

そこに筋は通っているのか。

良く良く見極めていきましょう。

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