ダメダメ警察が発動するとき

内観やワークをされている方を
拝見すると、自分に向き合う習慣を
持っていらっしゃることは、
とても素晴らしいことだな、
と思います。

日々色々起こってくる日常だけれど、
そういう習慣を持っていると、
その出来事が自分に何を気づかせようと
しているだろうか?とか、

ここから何を学べるだろうか、と
自分を単なる被害者などにしないで
もう一歩、奥深いところに
意識を向けるようになってきます。

そうなると、
平凡な日常と思っていたものが、
実はそこら中に宝物だらけ
だということになってくるんですね。

そういう世界観を持っているのと
持っていないのとだと、
受け取るものも全然違ってきますよね。

その一方で、やり方を間違うと、
常に自分を監視してダメ出しをすることが
習慣になってしまうケースもあるので、
そこは紙一重なところかな、
とも思います。

感情解放ワークで自分に向き合うことの
ポイントは、自分が何を感じ、
どんな思いを抱いているかに
まずは気づいていること。

そして、自分自身をお留守にせず、
辛さや動揺、喜びや感動などを受け止めつつ、
自分とともに在ることです。

そこが抜けていると、
ダメダメ警察が発動して、
自分をジャッジメントし、
悪いところを矯正して良くなるんだ!
とガチガチに自分を固めてしまいます。

それはマインドの働きなので、
ハートの導きからも離れてしまうし、
気づきも変質して、頭の解釈
になってしまうでしょう。

この辺りが非常に微妙で
なかなか自分では気づきにくいところ
ではあるのですが、

頭であれこれ出来事をこねくり回して
理解し、解釈しようとしなくても、

深く自分自身とともに在って
今この瞬間に湧き出てくるものを
感じ、受け止めていくと、
気づきやインスピレーションは
自然にやってきます。

考えてマインドに入ってしまうから
うまく気づきがやって来なくて
行き詰ってしまったり、

気づきが変質して
別のものに変わってしまっている
というケースもよく見かけます。

これはどういうことなんだろう?
う~ん。。。と頭で考えるのではなく、

その時感じた違和感や胸のつかえ、
ザワザワ感などに気づいて
そのままジ~っと感じていきます。

考えるとマインドに入ってしまいますが、
感じると、インスピレーションの
やって来る領域に留まっていられます。

マインドに入るときというのは
何かしら不快感や恐れを感じて、
そこから無意識にも退避しようと
しているんですね。

だから、退避しないで留まっていると、
不快感や恐れがダイレクトに感じられて
しまうのです。

これが実は、受け止めていくべき
感情のカケラ君で、こうして彼らは普段、
スルーされ、見過ごされているのです。

そう考えると、
いつも気づかないところに気づくには、
自分が普段苦手としていること、
逃げている方向に向かうというのが
鉄則になってきます。

それはかなりストレスの大きいことなので、
ワークでは命の呼吸を使うんですね。

不快感、辛さ、苦しさを緩めて
そこに留まることで初めて、
気づくこと、見えてくる景色があります。

カケラ君に気づくこと、
お迎えに行くこと、統合することも、
それができないと難しいので、
呼吸は大事です。

こういうやり方をするようになったのも、
このワークを作り上げるときに
セルフワークを散々やっていた中で、

どうしたら激しく噴き上がる
感情のエネルギーの中に留まれるのか、
自分を見失わずに統合のプロセスを
完了できるのか、試行錯誤した
結果でした。

ダメダメ警察が働いて
自分自身をジャッジメントしてしまうとき、
そこには何かしら強い感情が生じている
はずです。

ぜひそれを見過ごさずに気づいて、
その奥にある感情をお迎えに
行ってあげてくださいね。

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