厳愛を理解する感性

27日(月)19時より、毎月恒例の
満月のオンライン瞑想会を
行います。

いつものように、
オーラフィールドとチャクラの
チェック、エネルギー調整
をしていきます。

お一人お一人、ミニリーディングで
アドバイス、メッセージも
お伝えしていきますので、

ご都合良い方はぜひ、
ご参加くださいませ。

詳細はこちら。
満月のオンライン瞑想会

さて。

先日、SNSでイチロー選手が
現役引退後、全国の高校の野球部を
回って子供たちに教えている記事が

目についたので、思うところ、
書いてみます。

それがこちらの記事です。
イチローも警鐘を鳴らした…「大人に叱ってもらえない」Z世代が直面する「やさしさという残酷」

読んでみて思うのは、
この現象は、叱られない大人と、
叱られることの真意を受け取れない子供
という二つの側面があるだろう
と思いました。

厳しいことを相手に言うのは、
なかなかに嫌な役割ですよね。

誰だって、嫌われるよりは
好かれていたいし、
自分の言った言葉で相手が
傷つくのも辛いものです。

また、自分が気に入らないからと
八つ当たりで怒りをぶつけるのは
叱ることとは違うので、

本当に相手が成長するために
必要な方向性を示しながら、
必要な働きかけをするのが
叱責ですが、

ということは、
本当に叱るためには、
深く相手を見る必要があります。

記事の中では責任という言葉で
表現されていましたが、
叱るにも、それなりの覚悟と眼力、
胆力が要るわけです。

その真っすぐな覚悟が伝わるから、
叱られる側も叱ってくれる人を
信頼できるし、愛を感じるのです。

この人は、いい加減なことは言っていない、
これは自分にとって、必要なことだ
とわかるから、聞くことが出来て、
受け入れられる。

そういう、人と人との深い信頼関係を
構築できる大人が少なくなった、
という面もあるのかもしれません。

そしてまた、叱責を受ける生徒の側も、
周囲に、本当に真剣に向き合ってくれた
大人が少なくて、

表面的に、当たり障りのない、
耳に心地良い言葉しか受け取ったことが
ないのかもしれません。

それが故に、厳愛という
より高度な愛の表現を理解する感性が
育っていないのかもしれません。

よく、ある程度年を取ってくると、
叱ってもらえる内が花、
と言われることがあります。

子供や新人なら叱られるのは当然。
でも、ある程度大人やベテランになって
叱ってもらえる機会なんて、
そうはないのです。

数回注意されて、それで直らないなら
それまで。見切りをつけられて、
距離を置かれるだけ、ということは
ザラにあります。

実際、そこそこのベテランになると、
言っても自分のやり方を修正しようと
する人は、実際多くは無いな、
という印象があります。

(↑これは自分も含めて、ですが)

言っても無駄だから言わなくなる。
余程実害がある場合は
言わざるを得ないですが、
それでも、きちんと言ってもらえるのは
良心的だろうと思います。

まして、自分から進んで学ぶことで、
真剣に身に着けたいと思うことなら、
与えられたものをただこなしているだけ
というのは三流以下です。

誰もそんなものを強制している
わけでもないし、嫌ならやめれば
良いだけのこと。

なぜそれを学ぼうと思うのか、
それを身に着けて何をしたいのか、
自分にとって、それはどういう
意味を持つものなのか。

であるならば、
どういう態度で臨むのか。

自ずと問われてきますよね。

同じ学びでも、
自身のその態度、在り様で、
そこから汲み上げるものが
違ってきます。

昔、学生時代に、ある先輩から、
〇〇先生は気さくな人だけれど、
自分の学問には厳しい人だよ。

学生が遊んでいても何も言わないけれど、
ここでどう過ごすかを決めるのは、
学生自身だと考えているからね。

と言われた言葉がとても印象に
残っています。

甘々な学生だった私は、
背筋も凍るくらいに厳しいな、
と感じたものでしたが、
今ならその言葉の意味が
よくわかります。

課題をどっさり出されても、
出していただけるだけ、
有難いのです。

叱るにしても、
わざわざ言いたくもないことを言い、
憎まれるのは面倒臭いし、
必ずしもそれで報われるとも
限らないわけで、知らんぷりしていた方が
どれだけ楽か。

自分が望んだ道ならば、
真剣に向き合い、叱ってくれる人の
厳しい愛を感じ取れる感性を
磨いていきたいものだと
つくづく思いました。

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お知らせ

●満月のオンライン瞑想会
2024年
5月23日(木)19:00~22:00
6月22日(土)17:00~20:00
7月21日(日)17:00~20:00
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